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いつでも借りやすい仕組みがある 消費者金融の利息が高いワケとは?

消費者金融は銀行とは違う

一昔前にはサラ金とも呼ばれていた消費者金融は、銀行と同じようで違います。消費者金融のお金を貸しだす仕組みである『キャッシング』の仕組みはどのようなものでしょうか?金融機関というと、銀行や信販会社などいろいろとありますが何が違うのでしょうか?それを探ってみましょう。
(⇒消費者金融の簡単な概要

消費者金融が他の金融機関と違う点

消費者金融とは、お金を貸す商売…つまり貸金業を規制する法律に基づいて運営されています。内閣総理大臣(財務局)もしくは、都道府県知事登録を受けてキチンと認められた業者で、消費者である人たちに必要なお金を融資してくれます。社会問題になっている闇金融業者はこのような登録を受けずに不法に融資を行っている業者です。

お金を貸してくれるところは、ほかに銀行や信販会社、クレジットカード会社もありますが、消費者金融との違いは何でしょう?それは、お金を貸す際に『担保』が必要か必要ではないかということです。

銀行や信販会社は、お金を貸すにあたり、貸す相手の財産や保証人といった担保を必要とし、万一返済がされなくなったときに備えます。一方、消費者金融では、このような担保は必要としませんが、貸したお金を返してもらえなければビジネスが成り立ちませんので担保に替わる他の仕組みを持っています。また、銀行でもカードローンなら消費者金融の貸付と比較的似ています。違いがあるとすれば総量規制の対象外である事くらいでしょうか。
(⇒銀行は総量規制の対象外

消費者金融機関は融資の受付に始まり、審査・契約までの手順、お金を貸す相手の資格要件を非常に厳しく定め、お金を貸す相手に対する審査の技術、ノウハウ、様々な情報を用います。新規の契約では、お金を借りるまでの所要時間は通常30~40分程度です。

これらの審査においては信用情報を重視しており、信用機関などに問い合わせて今までの借り入れに関する遍歴を調べているのです。返済が滞った事があれば、非常に審査において不利になります。
(⇒信用情報が大事な消費者金融の審査

消費者金融についてもっと見直してみよう

冒頭に触れたように消費者金融は、サラ金という良くないイメージがありましたが、今では有名な大手銀行と提携した消費者金融があり安心できます。特徴的なのはカードローンです。カードローンは、申し込みをした際に決まっている利用限度額内であればATMなどでいつでも借りることができます。今となっては借り入れ方法のスタンダードにまでなっています。

また、消費者金融は担保を必要としない代わりに、銀行など他の金融機関よりも利率が高く設定されています。つまり、利率は高いけれど、いつでもスピーディーに比較的簡単にお金を借りることができるというわけです。
(⇒簡単に借りられる消費者金融の有効活用方法

しかしながら、簡単でスピーディーにお金を貸すサービスゆえに、借りすぎて返済が滞ってしまうことになりやすい面もあります。このようなリスクに対応する為に金利をある程度高くしておく必要があるのです。

消費者金融も商売であり、利益を上げなければいけませんから、貸したお金はキチンと利息をつけて回収しなければいけません。決して慈善事業ではないので、借りる側もしっかりと返済計画を立てなければいけません。

消費者金融の営業時間はどうなってる?対応できる主な時間について

忙しい人にはありがちな悩み

いざ借りたけれども、返済方法や増額の相談をしたい、ATMで急に借りれなくなったなど、消費者金融の担当者に問い合わせなければどうにもならないことがないでしょうか。

大半の消費者金融の営業所は銀行などと同様に平日が遅くても夜9時くらいまで、土日祝日は営業していないという形式になっています。相談するときは平日に行う必要があります。

営業時間に融通が利く場所を探そう

では、新たに契約するときも営業時間内でないといけないのでしょうか。実は契約はタッチパネルを搭載し、申し込みから発行までできる自動契約機をもっている消費者金融があります。

例えばアコムの『むじんくん』です。担当者とのやり取りができる営業時間は朝9時から夜6時まで、土日祝日は休業となっております。しかし、むじんくんは営業時間は朝9時から夜9時までですが、平日だけでなく土日祝日も利用できるというのが利点です。なお、場所によっては夜9時30分まで営業しているところもあります。
(⇒アコムが選ばれる理由

ATMで借り入れができるところはコンビニでは24時間営業のため、借り入れや返済については営業時間は24時間、年中無休で動いていることになります。これが消費者金融のカードローンが多様される一因でもあります。

営業時間はサービスにより各消費者金融毎に違います。急な借り入れをしたくても連絡が取れないということがないように、営業時間の把握は事前に行なっておきましょう。それに営業時間外に担当者から電話がくるというケースはまず考えられません。金融業界には勧誘について迷惑がかかる時間に接客を試みようとする行為は、かつて違法な取り立て等を行なっていた規制の一環として禁止されています。
(⇒消費者金融の違法な取り立ては本当にもう無いの?

もしも連絡がかかってくる場合は要注意です。とりわけ取り立ての連絡ならば尚更で、闇金融業者のような悪徳業者の可能性が極めて高いです。すぐに消費者センターなどに相談してください。
(⇒金融関連の相談窓口まとめ

営業日の把握は事前に

借入用のカードや契約書面やホームページで確認しておき、特に土日祝日といった全く連絡が取れないという状況に、困らないように対応させましょう。

また、営業時間内に担当者につながらないことが度々あるような状態や、全くつながらなくなったというケースには注意が必要です。闇金融と契約している恐れがありますので、十分に事前に確認してください。

一時の安心は破綻を招く!?消費者金融の与える安心感を過信しない!

消費者金融の広告の謎

消費者金融からお金を借りる際に事前に審査がありますが、全て終わって融資してもらえるようになると、長く手続きをしていただけに安心してしまいます。借り入れに使うカードが届いたら借り入れを何気なく行うかと思いますが、借り過ぎには十分注意したいものです。

ところで、消費者金融の広告や審査基準で「審査が甘い」とか「数日間無利息」とインターネットや紙媒体の広告で取り上げられることがありますが、そう聞くだけでとにかく審査がとおればいいと安心していないでしょうか。
(⇒無利息にする消費者金融の狙い

審査が甘いというのは実際にはありません。決められた基準に則って、消費者金融は借入件数や勤務状況など、身辺調査を行った結果で融資するか判断する審査自体は、昔となんら変わりません。

審査が甘いのは裏もある

では、なぜ審査が甘いと大々的に消費者金融は広告に出すのか?利用客を増やしたいという消費者金融の心理があると踏んでいいでしょう。この心理を色々な消費者金融が出している結果、多重債務で返済に困ってしまう人も出てきてしまうのです。利用客の心理としては「審査の甘い消費者金融がないものか」と探しているわけですから、利用者も巡り合えれば安心します。

これが多重債務のきっかけとなります。近年の不況の影響で多重債務が重なった結果返済が厳しくなり、自己破産してしまう人も増加しているそうです。一時の安心感が後の破たんを招くことになるのです。更に簡単に融資をすると悪徳会社が動き出すきっかけになります。
(⇒自己破産は軽々しく使うものじゃない

窮地だからこそ落ち着いて考えよう

自己破産寸前の人にとっては、苦しい境地から救われたと勘違いしやすくなっている状況で「この融資は審査が甘い」と言って近づき、貸し付けを行い最終的には高額な返済額を後に請求するという手口もあります。

ここでも安心しては絶対にいけません。この被害は年々増加傾向にありますので、今は安心してても被害に遭いかねません。十分に注意し、借り入れて返済するという事と向き合いましょう。

消費者金融には詐欺の危険性もあり?報告された事例から対処法を学ぶ

お金が絡む場所には詐欺も多い

詐欺といえば、振り込め詐欺、結婚詐欺などなど色んな詐欺を聞いたことがあると思います。その中で、実は消費者金融の詐欺も存在するのは知っていましたか?消費者金融はお金に困った人たちが利用するものですが、そのような人たちの「困っている状態」に付け込んだ非常に悪質な詐欺です。闇金融とは違ったベクトルの違法業者と言えましょう。
(⇒闇金融に頼ってはならない理由

消費者金融詐欺の種類

一時期、消費者金融の詐欺が全国で多く発生しました。ある消費者機関の報告によると、あまり社会のことがよくわからない20代の若者をターゲットに「消費者金融の融資実態を調査する」といったアルバイトとして話をもちかけます。そして、消費者金融のカードを作らせてお金を借りさせ報酬を払うというものです。

もちろん報酬など払われることがない虚偽の誘いであり、最終的には20万から150万という被害金額を騙し取る手法です。消費者金融からお金を借りるということがどういうことなのか十分に理解をしていない純粋な若者を騙すものであり、実に気分が悪くなる事例でした。アルバイトであるということで、次から次へとねずみ講のように紹介を促し、どんどん広げるのがまた質が悪い点です。

また、複数の消費者金融からお金を借りている人に近寄り、これをひとつの消費者金融にまとめれば返済が楽になると誘い、入会金や補償金を騙し取る手口の「おまとめローン詐欺」というのもあります。
(⇒おまとめローンの本来の役目

消費者金融からお金を借りる際に場合によって壁となるのは審査です。紹介屋という詐欺は、融資の話を持ち掛け自社では審査に通らなかったとして、他の消費者金融を紹介するように偽り高額な手数料を請求します。一度融資を期待したため個人情報は聞き出されているため断りにくく、また、断るとブラックリストに載るなどと言われ融資を受けたくて困っている人の弱みに付け込みます。

金融機関以外でも詐欺が紛れている?

味方であるはずの弁護士も詐欺を行う例があります。本当にごく一部の悪質な弁護士ですが、弁護士と悪質な消費者金融がグルになって多重債務者を救済するフリをします。そして高い利息と弁護士手数料を請求するのです。

相手が弁護士ということで安心してしまいますが、やはりどこか普通とは違うところがあるはずです。おかしいと思ったときは他の弁護士や公共機関に相談しましょう。公共機関ならば無料で消費者金融の悩みについて相談できる場所もありますので、まずはこちらから先に相談する方が安全面でもいいかもしれませんね。

お金が絡む事は全て慎重に

とにかく、お金が絡んでいるためやお金に困っていることから、弱みに付け込まれやすく騙されやすい状態にあるところに付けこんで来るのが詐欺といえます。お金は一つ間違えると、問題を大きくかつ複雑にしてしまいます。

お金に関するおいしい話はほとんどありません。どんな状態でもアンテナを張り、自らの足元を見失わないように注意しましょう。

放置すると裁判沙汰に!?借りたお金を黙って滞納してはいけない理由

借り入れの返済を行わないとどうなるの?

消費者金融から借りたお金の返済が遅れ、ついには滞り払わないでいると裁判所からいくら支払えという支払督促が届きます。支払督促は俗に言う『訴える』訴訟とは異なり、消費者金融側の一方的な申出により行われるため、時間も費用もあまりかからないことから法的手段として消費者金融側は良く利用するものです。
(⇒消費者金融からの借り入れ返済を遅らせたくない理由

支払督促が届いているにもかかわらず、2週間を経過しても返済をしないと、消費者金融側は申立てをすれば更なる強制的な執行ができるようになります。裁判所は仮執行宣言を出し、消費者金融は借りている側の家財道具や給料に対する強制力を持てるのです。差し押さえ、と聞くとテレビでの再現ドラマで聞き慣れた状態であるのが分かるでしょう。

借りている側はどうなるの?

一方、借りている側は支払督促に示された額に不満があれば、2週間以内に異議申立てが可能です。支払督促を出した簡易裁判所に、書面か口頭によって不服だと申し出ます。このような異議申立てがあれば次は民事訴訟、いわゆる裁判に移ります。本格的な争いに発展すると言えましょう。

貸した側の消費者金融の立場では「貸した金を返せ」という当然の理屈ですから、貸金返還請求訴訟を起こす可能性が高いでしょう。民事訴訟となれば、裁判所から訴状が同封された呼出状が届き裁判の行われる日が知らされます。訴状には、訴えた人(原告、ここでは消費者金融)の名前、請求の趣旨、請求の原因等、借金の内容が書かれています。

この訴状の記載内容に偽りや不明点がある場合は、呼出状に記載のある期日に裁判所に出向き、消費者金融側の主張について争う必要があります。しかし、消費者金融側の請求、つまり訴状の内容が理解でき正当であるなら借りている側は不利になります。つまり、消費者金融が裁判で勝つと、判決に基づき借りている側の財産を差し押さえることになります。基本的に返すべきものを返していないとしたら、利用者側が勝つ見込みは皆無でしょう。

決着はどうなる?

呼出状には答弁書の提出が指示されていますので、事前に答弁書を出したうえで、指示された裁判の日に裁判所へ行く必要があります。そこでは多くの場合、分割返済が話し合われ和解をすることになるでしょう。ゴネるだけ徒労に終わる事が大半です。

また、指示のある裁判の日の前に消費者金融と話し合いが付いている場合は、和解が成立している旨を記載した答弁書を裁判所に提出すれば和解という処理で完了します。分割支払いであれば可能ということなら、裁判に持ち込まずに早いうちに消費者金融と連絡をとり和解について話し合う方が得策です。

むしろここまで発展する前に遅れる旨を話し、返済を待ってもらうように消費者金融に事前に相談すれば、よほど悪質な理由でも無い限りは落とし所を見つけてもらえるはずなので、安易に逃げたりしないようにしましょう。

消費者金融もネットで利用可能!?申し込みから出来るシステム解説!

忙しい人はインターネットで借り入れを使う

実際に消費者金融に行って借入をしようとしたときに、人の目を気にしてしまう、担当者の話にだまされるんじゃないかという不安があると思います。その結果来店すること自体、抵抗があるという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。また、忙しくて時間がないけどお金を借りたいけど来店する時間がない…という場合もあります。

そんな時に使えるサービスがインターネットによる申し込みです。24時間365日、ネット環境が整っていれば、いつでもどこでも時間を取れる時に利用できるのがインターネットの強みです。消費者金融業者の公式サイトは数多く存在しますが、検索すればすぐに見つけることができますので、アクセスしてみてください。

インターネットで借り入れを利用するなら

画面に沿って申し込みまで簡単に進めることができるはずです。利用者としては「自分が時間が取れたら使える」というのがありますが、消費者金融側ではインターネットの申し込みは審査結果を関連書類を郵送してもらうよりも、早く出すことができるメリットがあります。時間のロスがとにかくありませんので、平日の申し込みでは早いと数分で結果が返ってきます。
(⇒借り入れ審査はどうなっているの?

審査段階を2段階に分けているから早く結果が出せるという、安心したカラクリを持っている消費者金融もあります。これはオンラインで最低限の情報を入力することで結果を出すことができる「仮審査」に加え、仮審査通過後担当者が本格的に状況を確認して結果を出す「本審査」の2つから成り立っていて、無闇に資産状況や連絡先といった個人情報をネット上で入力せずに済むという安心できるシステムになっています。

申し込む時に重要なのが、インターネットで個人の資産状況を消費者金融も確認できるところです。例えば他社からどのくらい借入れているか、収入はいくらくらいなのかというところですね。

そして審査する上で入力した情報にウソがないか、個人信用情報機関への照会が必ず行われます。これによって、過去から現在に至るまでの借入れや返済の状況はすべて知られてしまいます。審査が通る通らないは別にして、自分が不利な状況でも正直に申告し、担当者と話すことが重要です。

インターネットでの利用のちょっとした注意点

申し込みが済めば、すぐに利用したいという方もいるでしょうが、即日振込ができるところもあります。しかし、記載しなければいけない書類や身分証明書など提出しなければならない書類は必ず早めに提出してください。

これらもネット上でできます。携帯電話で免許証などを撮影して送信しても大丈夫なところもありますので、活用してみてください。あまりの便利さに、今まで郵送しか使ったことのない人は驚くでしょう。

消費者金融を使う時に安心できる条件やシステムについて言及しよう!

消費者金融選びは慎重に

消費者金融と言っても、様々な会社があり事前に確認しておかないと、いわゆる消費者金融詐欺闇金融業者と呼ばれる高金利で利息が高い会社を選んでしまうことになります。安心できる消費者金融はどのような点を確認していかなければならないのでょうか。

大半の安全な消費者金融は、現在銀行と提携しています。銀行は利息も適度な商品であり、顧客が借りやすいサービスを作ってくれます。利息が高かったり、あまりにも過剰な返済要求をすれば銀行のイメージも崩れてしまいますし、顧客が遠のいてしまうためです。

安全な業者を選ぶには

選ぶうえでのポイントを何点か紹介します。まずは、借りた際に苦しめられる利息ですが、最初は利息対象期間に入れずに借りることができる会社があるんです。

例えば、新生銀行グループの「ノーローン」では、利用開始から1週間無利息で借りることができます。返済時に利息の計算が期間限定ではありますが、必要ありません。プロミスも30日無利息で借り入れができるサービスがあり、利用側が試しに使ってみるという感覚でもお金を借りることができます。
(⇒無利息期間が嬉しい消費者金融と言えば?

次に低金利の商品です。ヤミ金融だと金利20%とか30%と尋常ではない利息を支払うようなサービスを提供してこようとします。先ほど書きました銀行と連携している商品は、金利が低く借りやすい商品ばかりです。限度額も十分なものが多く、様々なニーズに応えてくれます。

例えば、三菱東京UFJ銀行傘下のカードローン「モビット」は利息が年に最低4.8%、最高で18%と金利が安く設定されています。顧客の多い人気のある商品やコマーシャルが多くかかっている商品は、利息がモビットと同じくらいに設定してある商品が多いです。

そして、利息や返済に関する情報が確認できるサービスがあるかというところです。銀行系をはじめ、インターネットで会員になっていれば常に確認できるサービスがあれば、安心して利用することができます。銀行系以外の消費者金融でも、インターネットで確認できるサービスを提供しているところが多いので、事前に確認してみてください。

銀行と消費者金融が手を組んだ?銀行で取り扱うカードローンの今の姿

銀行と消費者金融が同じ?

最近テレビのコマーシャルをみていると、消費者金融に関するコマーシャルで気になることがあります。注意深く見てみましょう。

例えば商品の中で『三菱東京UFJ銀行カードローン「キャッシュワン」』とか、『新生銀行カードローン「レイク」』と、今まで商品に関して銀行が絡むというケースが無かったかと思うのですが、気がつけば銀行の金融商品として取り扱われるようになりました。

大半のカードはこのような形態になっています。そして、審査基準も銀行系のカードローンに併せていくこともあれば、甘いものもあります。なぜこのように銀行が消費者金融に乗り出すことになってきたのでしょうか。単刀直入に言ってしまえば「儲かるから」です。
(⇒借り入れの審査基準とはどんなもの?

銀行と消費者金融の現金な関係

低金利となったこの時代、収入源となっている顧客が増え続けている銀行が、最も困っているのが利息による売り上げがないという点です。返済能力が落ちてしまった顧客が増えれば、顧客も資金を借りようとしないですし、銀行側も審査に厳しい結果を出さざるを得ない状況なのです。

逆に消費者金融ならば会社員から高齢者・主婦など男女問わず、お金を借りていきたいというニーズがあるため、金利を下げて提供しようと売り上げの一部として十分に力となる事業となっています。
(⇒低金利を提供する消費者金融の心理

したがって顧客が集まるようにコマーシャルでも、依然付きまとっていた「脅迫されて返済要求された」というような悪印象を与える内容を払しょくし、より借りやすい状態にしていくことで、利息による収入が見込める消費者金融分野に乗り出したというわけです。

これは今までの消費者金融にとってもメリットがあり、悪いイメージが払拭されるため、利息による売り上げが伸びます。銀行と消費者金融間で納得のいく契約が結ばれているので、今後もこのような商品が出続けるかもしれません。

何が変わっても借り入れで注意すべきことは変わらない

しかし、当然ながらカードを仮に持っても、使い過ぎには注意です。また金利など返済に関する情報は必ず押さえておいてください。

銀行は審査基準も厳しければ、返済能力がない人は即刻借り入れを拒否するところもあります。借入を行ったら、現状の把握を欠かさずに行ってください。

クレジットカードに消費者金融が絡むなら注意を払うべき点

身近なカードの盲点

皆さんはクレジットカードをお持ちでしょうか。服や小物などの買い物や給油や洗車などガソリンスタンドでの料金支払い、分割払いなどで後払いにして旅行に行くなど様々なシチュエーションで利用できますので、最低でも1枚は持っておきたいものですね。

クレジットカードの利用明細で『ショッピング』と『キャッシング』の2種類が入っているものはありますか?普通に使う銀行のキャッシュカードのようにATMでカードのキャッシング機能を使って、お金を借りているのではないでしょうか?

実は、クレジットカードにも消費者金融が絡んでいることがあるのです。消費者金融のクレジットカードは消費者金融とクレジット会社間で提携し、顧客へ提供しているだけで契約自体は消費者金融になっているなら十分注意してください。

何故消費者金融が絡むと注意しないとならないのか?

消費者金融の審査基準はハッキリ言って甘いです。カード会社で落ちたからこのカードをと、知らぬ間に消費者金融のカードを選んで申し込んでいるケースもあるくらいです。

もし、カードを作り続けるとどうなるでしょうか。支払いが膨らむということ以外で注意しなければならないのが、他のカードやローンを組む時に審査が通りづらくなることが最も厳しい点でしょう。申し込んで数分でNGを出されることになるかもしれません。
(⇒複数の消費者金融に申し込む場合は注意を!

クレジットで支払いを続けることやキャッシングを当たり前に使うと、特に他社にも借入れがある人はショッピングが容易にできることで、借金を常に重ねてしまう状態になりがちです。しかも、借金を抱えている感覚が薄れがちになります。気づいたら多額の返済に追われます。
(⇒多重債務はこうして出来上がる

金融商品を利用して信頼を失わない為に

消費者金融だけでなく、カード会社などから信頼を失わないよう、きちんとしたカードの使い方もしっかりと考えておきましょう。

例えば小額の買い物を現金で支払うことに徹底したり、必要最低限のものしか買わなかったりと、支出に対する支払い方への意識をカードから離すようにしていきましょう。そうすれば借り入れ審査で足を引っ張られる事は少なくなるはずです。

消費者金融を使うと就職できない?採用に影響のある利用の仕方とは?

就職活動中の気になる点

就職活動や転職活動においては、様々な資金が必要になります。スーツや靴などの衣類や、会社まで向かう交通費、移動中の食費などが該当しますが、いずれも経費で落ちるということは当然ありません。自腹で補うしかないのです。

そんな中で、お金がないと消費者金融へ借りようと動いてしまうことがあるかと思います。これは、就職自体に影響があるのでしょうか?直接聞くわけにもいかない事なので、調べてみましょう。

借り入れは就職へ影響する?

例えば就職活動中に金融業界へ入りたいが、今持っているクレジットカードを使い30万円ほど借金をしている状態だったらば、就職の採否に影響が出てきてしまうのでしょうか?

実際のところ、昔から銀行・証券等の金融機関の採用基準としては、商売柄お客様のお金を預かり資産運用などお金に関するアドバイザー的存在になることが多くなりますので、社員も金銭については整理ができていないといけません。

そのため、内定を出す前の身辺調査を行っているようです。特にお金に関しては厳しい傾向があります。落とされている例としては、借りたお金を延滞しているというようなケースでしょう。これは金融業界だけでなく、社会から見ても人間的に問題があると判断されても仕方ありません。

しかし、あなたがクレジットカードからキャッシングを「どうしても必要なものがあったため借りた」という正当なお借り入れ理由を持っていて、返済もちゃんと行っているのであれば、就職活動になんら影響はありません。ご安心ください。

あなたと同じように借りている人は、採用してほしいと来る人たちの中でいっぱいいますので、安心して就職試験・面接に臨んで内定を取っていきましょう。しかし、空気にのまれてしまって、うかつに面接などで自分から資産状況を口に出さない方が良いでしょう。話が合うことはあまりないと思いますし、あまり気にしすぎると、面接官の方で「大丈夫なのか?」と不安に思ってしまう可能性があるためです。

もうひとつ注意したいのが、親族などが破産宣告をしていたり、各種ローンの返済を延滞している経歴がある事です。金融関係の人事部は事前に信用調査などで必ずチェックしてくるでしょう。

この場合あなたが悪くなくても、総合的な情報を判断から企業側の独断で、内定がもらえないケースがあります。基準として、金融機関はしっかりと返済している人物は評価しますし、就職には支障はないでしょう。逆に、返済の約束を守らない人物に関しては人間性も含め、評価しないことが多いです。

就職が決まった後もしっかりと

就職内定後、あなたが借りたお金の返済だけはしっかりと期日内にするようにしておきましょう。そして余裕ができて少しでも返済に回すことが可能ならば、早く完済することをおすすめします。

また、複数の借り入れ商品であれば一つの商品にまとめられる「おまとめローン」も考え「借り換えればいくらお得か?」というのを考えても良いかもしれません。金融業界に勤めるとしたら、その経験は無駄になる事は考えにくいでしょう。
(⇒借り入れをおまとめローンで一本化するには

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