消費者金融を利用する場合の心構え

あなたの支出は大丈夫?消費者金融を利用する心得を学ぼう!

消費者金融からお金を借りるという事

「必要な時にお金が無い」というときに、あなたはどのようにお金を工面するでしょうか。仕事量を増やす、身内にお金を借りる、ギャンブルして儲けていくなど、様々な方法があるかと思います。その選択肢に「消費者金融からお金を借りる」というのは入っているでしょうか。その選択肢は安易に選ぶとしたら危険です。

お金を借りるというのは、金利を付けて借りた分と併せて、金額によっては数年にわたって返済し続けなければなりません。1度返済した時には大半が金利だった…ということも少なくないのです。
(⇒まずは消費者金融の基礎的な知識から得よう

消費者金融はどのような場合に使われているの?

では、一体どのような人が消費者金融から借りているのか?JCFA(日本消費者金融協会)が出している、消費者金融利用者のデータを見ていきました。すると男女でみると全体の約9割近く、男性が利用しています。年代を見てみると、最も多いのが50代以上でした。男女ともに高年齢になるほど、近年年金受給額の減少から「生活費の補填」に使う人が多くなってきています。次に多いのが、30代で交際費や旅行代などに充てています。
(⇒女性でも使いやすい借り入れと言えばアイフル

そして生活費がひっ迫し、消費者金融に手を出す方が増えてきているようです。やはり仕事が定年を迎え貯蓄だけでは生きていけなくなってきているのでしょうし、パート・アルバイト利用者が全体の約14%、また自営業者の利用者全体の約13%と少なくありません。最も多い職業は、販売・セールス・営業職で約24%と多いです。人と接する仕事となると、交際費もかさむと見るべきでしょう。

年収をみていくと、400~500万円台が最も多く約2割の利用者があてはまります。消費者金融会社数は1社が全体の3割を占めていますが、平均2.8社と複数の消費者金融を使っています。収入が支出に追いつかない現状があけすけに見えていますね。1社では追いつかず次の会社へと支払い額をじわりじわりと増やしていく、最悪の展開を迎えてしまいます。
(⇒どうしても複数の消費者金融を利用するなら

消費者金融を利用するなら目的は明確に

消費者金融を利用する際は、利用目的をハッキリとさせ計画的に支出に支払いを入れていきましょう。そうすれば利息を最低限に抑えながら、完済まで持っていけることができるでしょう。1社で補える金額にするのがベストです。

よくコマーシャルで「収入と支出のバランスを考えてください」と謳っている会社がありますが、支出が多くなってきている方は、本当に財産のバランスを見直しましょう。そして、借りる額は必要最小限にしましょう。これが消費者金融から融資を受ける際の鉄則です。

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