消費者金融の申込や審査について

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大学生の消費者金融の賢い付き合い方を模索しよう!

大学生と消費者金融の関係

消費者金融の融資は、基本的には安定的な収入のある成人男性、および社会人です。これは返済を前提にした場合の大前提となります。しかし、大学生のような成人男性でありながら収入が安定しない場合は借りられないのでしょうか?その点について、もう少し深く見ていきたいと思います。
(⇒収入があれば消費者金融は誰でも借りられる?

大学生が消費者金融を利用する為に

まず大学生に消費者金融が融資できるか否かですが、法的な面や消費者金融の経営面からしても全く問題がありません。むしろ大学生の為に用意された、学生ローンがあるくらいです。大学生でも必要に応じて融資を受ける事ができます。

多くの場でお金が必要になる大学生にとって、いざと言う時の出費を賄える消費者金融はかなり便利なサービスだと言えます。実際、年々利用率は上がってきているのです。返済についても、当然こちらの懐事情を考慮した計画を立ててくれますので、安心して利用できます。また就職後も継続して使えるので、安定した給与を返済に充てる計画も立てられる訳です。
(⇒就職前に借り入れがあっても問題ないの?

バイトをしていて安定的な収入が見込める場合は、さらに増額融資を検討する事ができます。消費者金融にとって、返済の遅延やトラブルは最も避けたい問題です

なぜなら消費者金融の利益は、返済時の金利によって得られるからです。その為、審査もこの一点を徹底的に見ます。月々の返済と、借入れの額については出来るだけ必要最低限にして無理のない返済を行いましょう。
(⇒消費者金融の利益はどこから?

大学生なら忘れてはならないこと

大学生の本文は学業です。本来なら活動時間の割り振りをそれに充てるべきですが、実入りが少ない為にどうしてもバイトなどに偏る傾向が見られます。無理をする場合は、バイトがメインになってしましい大学生としては本末転倒です。

こういった出来事を避ける為にも、大学生ローンに特化した消費者金融を活用し、キャンパスライフもバイトも返済も賢く行って下さい。アルバイトで潰れる授業の値段などは意識しておくといいでしょう。

外国人が消費者金融を利用する為に必要な4つの条件を徹底解説!

外国人が融資を受ける為に

外国人でも消費者金融を利用する事できます。しかし、彼らには住民票がないので、信用面でかなりのハードルがある訳です。実際、大手の消費者金融では外国人であると言う理由だけで融資を断る事もあります。では外国人が消費者金融を利用するにはどうすれば良いのでしょうか?

まず、次に挙げる4つの必須事項をクリアしなければなりません。1つ、日本語が理解できる事。2つ、勤務実態がある事。3つ、在籍日数が年単位である事。4つ、本人を確認できる書類の用意。以上の4つを満たして初めて融資が可能となりますので、各項について詳しく見ていきましょう。

最低限の日本語は学んでおこう

1つ目の日本語の理解は、大前提です。さすがに言語に問題を抱えていると、説明を理解する事ができないので消費者金融側としても説明義務が果たせないので、貸しようがない訳です。ここで無理に保証人などを立てて言葉が分からないのに契約させてしまえば大問題です。

アメリカにはサブプライム層と言う低所得者層の方がいますが、近年の住宅バブル時に言葉が分からない外国人にも融資して大問題になった訳です。トラブルを避ける為にも、日本語の理解は最低限のハードルです。最低でも読めなくとも日常会話が出来るなら何とかなる場所は大きく増えます。

勤務実態はどうなってる?

2つ目の勤務実態は、安定収入確保の為にです。外国人の方は親族が日本にいない場合の方が多いので、どうしてもこの部分の審査は厳しくなります。ですがこれは何も外国人に特化した事ではなく、日本人であっても同様です。審査における最低限の事ですね。
(⇒最低限審査の為にしておきたい事

長期的な在籍がないと厳しい

3つ目の在籍日数ですが、これは最低でも1年以上ないと厳しいでしょう。これは1と2に付随しますね。日本語の理解も、継続的な収入がある事も、ある程度日本に住んでいないと証明が難しい訳です。その為、この在籍日数は重要な項目です。日本へ来て間もない場合は、消費者金融の利用はかなり厳しいでしょう。

身分証明は必須

4つ目の必要書類は、外国人登録証明書もしくは永久査証などの用意になります。これだけで問題ありません。後は申込みを行い、係りの人の指示に従い契約をするだけです。当然ながら、期間が定められているものよりも永住権などであれば、より信頼は厚いです。

消費者金融は外国人への融資を渋る傾向にあります。ですがそれは人種差別のような意味合いで行うのではなく、単純に返済能力の有無を見た場合、日本人より難しいと判断するからです。

消費者金融にとって老若男女であっても、外国人であっても、返済の能力があるのかないのかが最も重要でありそれだけを確認しています。ですから、例え外国人であっても、消費者金融の利用を諦める必要はまったくありません。極端な例えで言うなら、無職で外国人の方であっても、それを補うような資産と収入があれば融資の可能性はあるという事です。
(⇒無職でも融資は受けられるの?

消費者金融の債務履歴が与える社会への影響と問題の有無を知る

債務履歴について知る

消費者金融の債務履歴ですが、これは一度でも取引があればその情報は信用情報機関へ残ります。一般的には5年間の保有履歴となり、それ以降は履歴なしと言う訳です。

信用情報機関にはいくつか種類があり、消費者金融をはじめ、銀行系や信販系、車のディーラーなどそれぞれの信用情報機関に登録し、審査をする時に照会する訳です。内容は生年月日、住所、年収や居住年数、勤務先や勤続年数そしてこれまでの債務に関して、登録されている情報は全て照会可能です。

債務履歴を確認しよう

また個人であっても開示請求は可能なので、自分がどのような状態なのか判断に迷うようなら確認しましょう。審査前の不安解消の1つには良いと思います。方法は直接受け付けに行くか、もしくは郵送での開示もしています。手数料に関しては必要とするところとしないところがありますので、その辺は必要に応じてご確認下さい。

住宅ローンや自動車ローンを活用する時、消費者金融の借入履歴を気にする人がいるようですが、返済において遅延などのトラブルがなければ問題なく融資を受けられます。またあったとしても、融資が下りる場合もあります。ただ、住宅ローンについては額が大きいので、完済が条件になる事は多々あります。
(⇒消費者金融の利用は他のローンにも影響がある?

債務履歴はどこまで大事?

消費者金融の審査の基準は、返済能力があるか無いかです。この点が最も重要であり、消費者金融の債務履歴などあまり関係ありません。むしろ問題なく完済までしていると、債務に対しての姿勢が良いと評価される傾向もあります。

消費者金融に悪いイメージを持つ人が今でもいますが、銀行や信販系から融資を受けるのと同様に消費者金融からの融資も全く問題ありません。サラ金地獄などのあくまでも言葉のイメージが、消費者金融のイメージを作っているだけです。消費者金融の債務履歴は、概ね何の障害にもなりません。

消費者金融の在籍確認って何?最後の確認まで慎重に進めよう!

借り入れまで後一歩の在籍確認

消費者金融の借り入れは申し込みを行ってから審査に入ります。この段階で重要なのが在籍確認です。

在籍証明とは、貸付を申し込んだ人が自己申告した勤務先に本当に在籍しているかを確認することです。銀行などの融資や、公営住宅への入居時に「在籍証明書」の提出を求められた経験はないでしょうか?在籍確認は、この在籍証明書の内容を違った方法で確認します。その方法について解説いたします。

在籍確認はどうやっているの?

具体的には

・勤務先の所在を、住宅地図で確認する
・電話帳などで確認する

など、勤務先が実際に存在しているかを調べる事から始まります。次に

・勤務先の社長のフルネームを質問される
・所属部署の、上司のフルネームを質問される

などの面談による勤務先の細かい情報に関する質問のほかにも、

・消費者金融の担当者が、会社などに電話をかけるなどして、実際に勤務しているかを確認する

などで、申込者が申告した勤務先が実在していて、そこで実際に勤務しているかどうかを確認します。

ここで気がかりなのは、担当者が勤務先に電話をする際に「××キャッシングのものですが…」などと、社名を出したりするのだろうか?ということです。うっかり社名を出して問い合わせをされたりしたら、会社に借金を申し込んでいることがばれてしまうんじゃないか?と心配になりますよね。

気になる個人情報の扱い

何社か問い合わせをして確認したところによると、最近の個人情報保護法の厳格化に伴って、申込者のプライバシーに触れる恐れがあることはNGとなるため、社名は「出さない」というよりは、「出せない」のだそうです。
(⇒在籍確認の際の個人情報への配慮

従って、担当者は友人や親戚を装って電話を入れることになります。職場によって身内や友人から電話がかかってくることが不自然な場合は、生命保険の営業マンなどを装って電話をしたりすることもあるようです。

在籍確認と似たもので『在宅確認』というものあります。文字通り自宅に電話をして、実際にそこに在住をしているのか?住民票や身分証明書に偽りがないか?を確認するのが目的です。

在籍確認をした結果、審査がストップしてしまったり「ご融資できません」と断られてしまう場合もあります。
例えば、

・勤務先に電話しても、誰も出ない
・勤務先に電話をかけると「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」「お客様のご都合で、ご使用できなくなっています」などの自動メッセージが流れる
・電話が社長の携帯電話などに転送される

などは、事務所の不存在や経営の悪化、ペーパーカンパニーの疑いなどが出てくるため、融資不可になります。あまり考えにくいですが、電話に出た相手が「そういう方は弊社にはおりません」「○○は退社いたしました」などの返事をして着た場合も不可でしょう。

正社員登用ではなく、派遣で働いている場合などは、登録派遣会社に確かに登録があることが分かればそれでOKという場合あります。

借入枠のためにもスムーズに確認を終えよう

最近の消費者金融は審査の短時間化が進んでおり、担当者は申し込みから30分程度の短時間で融資が可能か不可能化の判断をしなくてはなりません。スムーズに手続きが進まない場合は、そこで融資不可になってしまう場合もあるようです。

特に即日融資を希望しているなら尚の事です。即日融資は貸付側にもリスクが大きいので、借りる側である私達も円滑に事を進められるように配慮しておきましょう。

学生が消費者金融を利用する時には年齢制限について考えてみたい理由

用入りの学生の為に

学生さんの免許取得や女子大生のエステ通い、または近年のリストラに伴って急増している苦学生の学費資金などで、学生ローンの利用が増加しています。

学生専門の金融業者も実存していて、50万円程度までの少額の融資を受け付けています。未来ある若いときに借り入れて、働き盛りまでには完済できるように、という考えで計画的に利用している大学生も多いようです。借り入れにおいて計画性は重要な要素なので、学生のうちからきちんと養っておくのは無駄ではありません。

学生ローンの注意点

ところでこうした学生ローンには、借り入れの年齢制限があることをご存知でしょうか?学生と頭に付いているので学生なら誰でも良さそうに思えますが、さすがに法的な決まりまでは歪められません。

学生ローンというと下宿学生が仕送りを使い切ってしまった場合の生活費として、少額の利用を狙ったものが多かったようです。学生証を提示すれば簡単な審査だけで借り入れができる仕組みで、簡便さが人気を呼んで一時期急激に数を増やしました。

しかしながら、大学生は2年生までは20歳未満の未成年ですよね。民法では未成年の法律行為は親の承諾を得て行うものと定めており、もし承諾なしに未成年者自身が自己判断で行った場合は、親権者による取り消し請求が認められる、としています。借金は消費貸借契約と言う、れっきとした法律行為となりますよね?従って未成年者が親に無断で借り入れを行うことは、法律上は無効となる行為なのです。

更に平成22年より完全施行された改正貸金業法によって、それまでは曖昧だったグレーゾーン金利の問題などを明確化するとともに、未成年者に対する貸付は厳格に禁止されるようになりました。満20歳未満の学生は、学生ローンの利用はできない、と明確に規定されるようになったのです。
(⇒金融業のグレーゾーンの危うさ

もし貸し金業者側のミスで、貸してはいけない19歳までの未成年者と消費貸借契約を結んだ場合は、親権者による取り消しの申し出がされれば契約が無効になります。原状回復措置としての返還義務以上の請求も、突っぱねて構いません。利息などは一切支払う義務がないのです。この辺の返済義務の有無については、闇金業者から借りたお金と若干似ていますね。

子供が勝手に親の名前を保証人欄に書き込んで貸付を受けたような場合も、同様に取り消しができます。もし、ここで「借りたから返さなければ」と返済に応じてしまうと、「親権者が、保証人であることを認めた」(追認と言います)になってしまい、契約が有効と言うことになってしまいます。

いざという時の対策

もしもこのような状況に陥ったときは、金融業者の言うままに支払は行わず、最寄の司法書士事務所や弁護士事務所などへすぐに相談へ出向きましょう。このような契約を認める業者の中には不法であることを知っていて、二重三重に策略を使って契約を悪用している場合があります。素人判断で事を進めず、専門家の意見を待つのが賢明です。

逆に、借り入れを行った学生側が年齢を偽って偽の身分証などを提示した場合は、学生側の親権者にも取り消しができません。借り入れたのが19歳で、支払い始めたのが20歳を過ぎていた場合も同様です。

未成年でも例外的に、消費者金融や銀行からの借り入れを認められる場合があります。18歳以上で婚姻していた場合、及び未成年者が法人の代表で、代表者としての権限で借り入れを行う場合です。しかしこれは非常に稀な例であって、特に未成年が法人代表を務める可能性はほとんどないでしょう。

無職やニートでも借り入れは可能?ケース毎の借り入れ可否チェック!

仕事が無い状態での借り入れ申し込みについて

世界的な不況で、失業率が高い状況が続いています。就労可能年齢にありながら仕事に就かないで在宅しているニートの増加も社会問題化して、国も解決に乗り出しています。やっと仕事に就いても経営不振から倒産、リストラに遭う人も少ないとは言えません。経済の低迷で、雇用状況というのはまだまだ冷え込んでいます。

それではこのような『ニートまたは無職』な方々が、消費者金融などの貸付業者に融資を申し込んだ場合どうなるのでしょうか?
(⇒どんな人が消費者金融に申し込むべきなの?

調べてみたところいくつかのケースに分かれるようですので、各状態毎にまとめました。

・無職で収入がない、完全なニート
大部分の金融業者がNGです。ごく一部に同居の両親など、家族の経済状況を調べて審査を通す場合もあるようですが、非常に稀で望みが薄いです。銀行はおろか、審査が緩めと言われている消費者金融でも困難でしょう。

・病気で無職
収入がない場合はNGです。病気になる前に契約があって、定期的に受給している公的扶助(生活保護、傷病手当など)がある場合は、追加申し込みは可能と言うケースはあるようです。ただし、生活保護は借金の返済に充てることを禁止されていますので、本来は生活保護受給者に貸付をすることはNGとなります。消費者金融から借り入れるよりは、公的な支援を検討したほうが良いケースもあるでしょう。

・たまたま無職
派遣などで現在は無職、と言う場合ですね。派遣会社の在籍証明が取れれば、OKという場合もあります。但し収入証明書を求められたら望みが薄くなってしまうでしょう。

・今は無職
就職の内定が決まっていて現時点は無職だけれど、間もなく職に就く、と言う微妙な状況です。この場合は、審査が通る可能性が高いです。但しこちらも収入証明書や在籍確認などの折り合いを会社につけてもらわないと難しい可能性があります。

・リストラで無職
リストラで休職中、失業手当などを貰っている状況であれば、金額や扶養家族の状況によって審査が通る場合もあります。こちらも公的な支援制度に当てはまる場合があるので、消費者金融ばかりでなく、市役所や職安などの情報も活用しましょう。

・主婦で無職
専業主婦で生活費しか貰っていない場合、法律上の規制に引っかかるため一部はほぼNGです。それ以外の一部の消費者金融業者では、夫の収入状況で条件を満たしていれば貸付を行うところもあります。ただし金利は高めの傾向です。主婦向けをうたっている業者の中には、携帯電話しか受け付け先がない金融である闇金業者も混ざっているので、借入先は慎重に確認しましょう。
(⇒主婦は消費者金融から融資は受けられるのか?

・学生で無職
学生の場合、バイトもしてない場合は基本的にNGになるようです。更に未成年者は貸金業法により金融業者は貸付を禁止されていますから、利用は不可です。アルバイトをしていて20歳以上なら学生でもOKと覚えておきましょう。
(⇒学生でも諦めずに借入申込をしてみたい理由

決め手は収入の有無

以上のように、基本的には『定期的な収入があるか否か』が判断の重要なポイントのようです。無職でも貸付をしているところはありますが、銀行系では基本的にNGとなる可能性が高いと思われます。無職で収入がない、と判断された場合、借り入れ不可能と考えてよいでしょう。

リボ払いの甘い罠!?消費者金融での返済方法選択は慎重に!

便利なものには便利なりに対価がある

融資のほかにも、支払が多数重なっている状態だと、月々の返済が重荷になってきます。そうなると、消費者金融側が勧めてくるのがリボルビング払いです。今となってはかなり有名は金融用語となっており、多くの借り入れの返済にて採用されている方式です。
(⇒多重債務に気をつけて!

借りた金額に利息を載せた額を指定回数に分けて支払う分割払いは、高額の貸付だと月々の返済額が大きくなります。リボルビング払いは月々の支払額を一定の希望金額に押さえることで、毎月の返済額を少額にしたものです。

それだけを聞けば「毎月の金額が少ないなら助かるなぁ」と喜んでリボ払いを選択しまう方を、しばしば見かけます。業者側も「毎月○千円で済みますよ」などと肝心のことを説明しないで、あたかもメリットがあるような言い回しで勧誘する傾向が明らかにあります。しかし、業者がリボ払いを勧めることにはきちんとした理由があることを忘れてはいけません。

業者にメリットがあるからこそリボルビング払いは勧められる

平たく言えば、リボ払いは消費者金融にとって「自分たちにメリットがある」のです。顧客側にも月々の払いが少なくて済む分、毎月の返済が楽になり、また滞納の危険性が少なくなるというメリットがありますが、業者側にしてみたら、それ以上に大きな利点があるのです。

①リボルビング払いは、金利手数料が高い
消費者金融業者は銀行から低金利で融資を受け、それを顧客に貸付けて、金利の差額を自分たちの利益にしています。銀行の金利に対し消費者金融の金利手数料は高く設定されているので、リボ払いにして支払期間が長くなるほど、消費者金融業者の受け取る利益が多くなります。

②元金がなかなか減らない
リボ払いは通常、返済方式が何種かに分かれています。定額式は高額の借り入れを行った場合、月々の支払額のうちから元金返済に充てる金額が少ないため、なかなか元金が減りません。定率式は元金が残り僅かになっても、一定額以上返済できないため元金が減らない、という欠点があります。これは「毎月の支払が一定」というリボ払いの縛りのためです。両者の欠点を補うために中間型の「スライド式」がありますが、これらの選択は利用者自身が行うことになっていて、支払と元金の関係を正確に理解していないと適切な支払い方法の決定ができません。ゆえにリボルビング払いというのは、初心者では無く返済のイロハを理解している中級者以降向けなのです。
③債務の総額が分かりにくく、借り入れをしている自覚ができにくい
長期間少額を支払うという返済形態は月々いくら借金が残っていて、これまでに払った利息がいくら、と言う把握がしにくい特徴があります。そのため、債務者自身が、借金に関する自覚を持ちにくく、返済を早めようという意識も育たないという傾向があります。任意返済の意思を無くしてしまうのは思いの外借り入れにおいて危険なのです。

④ミニマムペイメントの問題点
リボ払いには最低返済額(ミニマムペイメント)という仕組みがあり、この金額を払っていれば、債務不履行として扱わないルールになっています。これを『リボ宣言』などとして、金融各社は盛んに利用を勧めてきます。簡便に切り替えができるような仕組みになっているため、うっかり手続きを行ってしまうとその時点で金利手数料が加算されて自動的に借金を増やす結果に繋がってしまいます。簡単に切り替えができる割には、説明は不親切で、理解不足を生む危険性が高いです。

文章の見出し

このほかに闇金業者などはいまだに不当に高い金利でのリボ払いや、元金繰り入れといって高額な貸付を受けた後、一定期間以上利息しか返済がなかった場合に累積した未払い利息を元金として繰り入れる処理などを行っています。このようなことをすると借金が雪だるま式に膨らんで、返済がますます困難になります。
(⇒闇金業者の手口とは?

このような手法を使う闇金業者はいきなりの高金利や入金を求めてくる業者よりも巧妙で分かりにくいという点がありますので、金融業者というのは聞き覚えがある業者を選ぶ事も重要なのです。

消費者金融は個人情報を守る?気になる自分のプライバシー問題!

消費者金融での気になる個人情報

かつて店舗での申込や電話審査が主流だった消費者金融での融資申し込みは、近年のインターネットや携帯電話の普及で、すっかり様変わりしました。今は無人機申込や、ネット審査へと移行しています。スマートフォンなどのインターネットに触れられる手頃な端末の普及もそれに一役買っているでしょう。

消費者金融から借り入れをするというのは、顔見知りや身内などには知られたくないことです。中には無人機での申込や返済も人に見られるかもしれない、という理由から嫌がる人もいると聞きます。個人情報保護法以降、プライバシー意識も高まっており、ネガティブイメージにつながる借金の事実は、なるべく内密にして欲しいということなのでしょう。

消費者金融側にしても「顧客が自分のところで借金をしている」という事実は「業務上知りえた情報」に該当し、個人情報保護法によって、みだりに第三者に公開してはならない規則になっています。例えば学生が親に内緒で借り入れを行なって、心配をかけたくないからアルバイトをして自分だけで返したい、という場合でも外に漏れる事はありません。
(⇒学生でも消費者金融を利用出来る理由

送られてくるものへの懸念

ところで、無事にネット申込からインターネットや無人機での審査をパスできて、口座に融資金が振り込まれたとしましょう。後は口座引き落としで返済していくだけになりました。さて、これで手続き全部終わってるのでしょうか?

金融会社によっては、更に契約書を作るとか、返済や借り入れてる債務額を確認するためのカードを作るところもあるはずですよね?そういうモノは、どうしたらいいんでしょうか?支店窓口に受け取りに行くのでしょうか?それとも自宅に『○×クレジット』とか社名がばっちり印刷された封筒に入って、郵送されてくる?そんなことをされたら、家族に借金のことがバレてしまいます。

思い返して、慌ててしまうのはちょっと早いです。前述のように借金の事実は個人情報、金融機関はそれを第三者にもれ伝わらないよう、細心の注意を払う義務があります。たとえ同居の家族であっても、第三者には違いありません。

ですから、消費者金融が書類送付の必要がある場合は、あからさまに社名を印刷した封筒をつかうようなことは、まず行いません。書類送付の必要があるときは、それと分からないような名称を使ったり、スタッフの個人名を使う、親会社の銀行の名前を使う、などの方法で郵便物から借金の事実が発覚しないような手段を講じています。

送り先にしても利用者の便宜を図って、本人の希望するところへ送るのが基本です。電話も自宅、勤務先にかけるようなことはまずなく、最初に電話するのは本人の携帯、という会社が大部分を占めています。これは支払が遅れたような場合でも変わらず、相当に厳密なルールになっています。
(⇒消費者金融で支払いが遅れた際の注意

専業主婦の申込なども同じで、家族に知られたくないという希望が多いこともあって、返済についても口座からの繰上げ返済ができるようにしている大手消費者金融が多いです。とはいえ専業の主婦だと旦那の方の収入が頼りになりますので、せめて旦那さんには相談の上での利用としてもらいたいところです。
(⇒専業主婦が消費者金融を使うなら

プライバシーはきちんと保護されている

ですから、申込の後に仮に書類その他の受け取りが必要になっても、ほとんどの消費者金融は配慮して、利用者の希望に沿うような方法を取ってもらえます。

しかし極端に家族に隠し続けて返済が難しくなってから打ち明けるのは、家庭崩壊の原因として非常に多いパターンです。家族であるなら話して協力してもらうという事も時には視野に入れましょう。

専業主婦は消費者金融を利用できる?法改正後の気になる点!

主婦に消費者金融は利用できるの?

家計を預かる主婦の方々は家族のお金のほかに、自分のために自由にできるお金が欲しい、と感じることも少なくないと思います。また、お子さんがいるご家庭…特に大学生などは学資の確保に仕送りと、まとまった金額が必要になるなど何かと物入りな時期です。

そんな時に急な出費が必要になった、手元にお金がない!となってしまう事は容易に想像できます。だから家庭の『主婦』でも消費者金融から借り入れが可能なの?とこんな疑問を感じられる方は多いと思います。

結論から言いますと「借り入れの可否は、本人収入の状況による」と言えます。

『専業』主婦と主婦は違う?

専業主婦で、個人の収入が全くない場合は、そのままだと借り入れが不可という判断になると思われます。パート収入があるとか、自営業でも夫から給与と言う形で収入がある場合はOKです。自営業で、夫から受け取っているのが「生活費」の場合はアウト、と言う判断になるようです。あくまでも、主婦自身の定期的収入の有無が問題にされます。金融業者からすれば『主婦=専業主婦』という認識であり、パートタイマーであれば主婦としてはカウントされないと考えてもらって構いません。

「えっ!?前は、専業主婦は夫の同意だけでも借り入れができたじゃない!」と思われる方も少なくないでしょう。そうなんです、以前は専業主婦で収入がなくても、ご主人の同意があれば問題なくカードでも消費者金融でも借り入れが可能でした。それがなぜ不可になったのかと言うと、法律の改正が原因です。

法改正によって変わった事

借金に関して主婦は、法律上特殊な立場でした。民法では、夫婦を家庭の一つの単位のように扱い、『日常生活にかかる出費のための貸し借りについては、夫の代理をしてもよい』と規定しています。米やミソをツケで買う、夫名義の公共料金を妻が払う程度のことは、同じ家に住んでいるのだから奥さんの裁量で行っていい、というわけです。

そのころは、主婦といえば『専業』で収入があったとしても内職レベル。生計を支えるのは夫、という家庭が多かったため、奥さんが自由にできる金額も少額だったせいもあるでしょう。

しかし時代とともに生活のスタイルも変わって、家事債務とはいえないような支出が出てくるようになりました。例えばアクセサリーなどの宝飾品、高級化粧品、日常的に着ないドレスなどの衣類は家事債務とは呼べません。

更に、離婚率の上昇で『専業主婦がカードで借金したまま離婚、奥さん自身は無収入』という例も出てきました。ここから債務不履行、自己破産となると消費者金融側は回収不能となるため、経営に響いてきます。

そして社会経済の低迷で自己破産が頻発したこと、グレーゾーン金利が社会問題化したことなどを受けて法改正が行われ、『収入の3分の1を超える貸付をおこなってはならない』という規定が生まれました。それが総量規制です。
(⇒総量規制で変わった借り入れスタイル

これにより、収入がない専業主婦は借金NGとなったわけです。アルバイトをしていない学生さんも同じくNGです。借りたものはいずれ返さなくてはならない、と言うことを考えると、ある意味健全な措置と言えると思います。
(⇒学生が消費者金融を利用する際の注意点

絶対に無理というわけではない

但し、専業主婦でも借りられる場所がないというわけでもありません。例えば銀行なら総量規制の対象外というだけであって、旦那となる方に一定以上の安定した収入が見込めれば、融資が受けられる可能性はあります。

総量規制というのは法律ですので、逆に言えば法が及ばない場所には効力を発揮していません。場合によってはその穴をかいくぐる方法も考えてみましょう。

消費者金融の即日融資の仕組みを一から分かりやすく解説!

即日融資とは?

多くの消費者金融がアピールポイントにしている即日融資とは、『申し込んだその日に、融資が受けられる』というシステムを指します。多くはネットでのオンライン申し込みや、無人機での申し込みで、業者指定の銀行に口座があれば、夜中でも入金可能なサービスもあり登場当時は、非常に大きな話題となりました。

最近は大手金融業者のほとんどがこうした方式を取り入れていて、一定期間無利息で融資が受けられるサービスとともに、消費者金融の利点としてよく取り上げられています。そんな即日融資はどうやって受けるのか?
(⇒無利息期間と言えばレイク!

即日融資の流れを見てみよう

申し込みは、大半の業者がインターネットでホームページからの融資申し込みを採用しています。街中に設置されているATMのような無人機からも申し込みができるところもあります。ここで申込者の個人情報をパソコンなどから入力しましょう。住所、氏名、電話番号、生年月日、勤務先など、基本的な個人情報のほか、各社によって資産状況や勤続年数、他社からの借り入れの有無などの項目が含まれます。入力にかかる時間は10分程度です。

入力された情報に従って、消費者金融側の審査が始まります。これは『仮審査』として後日改めて書類送付を行い『本審査』を再度行うところもあるようです。オンラインでの審査は、早いところで1分以内、遅くとも30分程度で結論が出ることになります。審査が通ればおおむね30分程度で、指定の銀行口座への振込みがされます。

このあと数日以内に改めて契約書が送られてきて、身分証のコピーと一緒に返送する形を取っているところもあります。このとき、返済のためのカードを送ってくる業者もいます。返済は口座引き落とし、ATMからの任意返済のほか、返済回数も分割や一括、リボリビング払いなどある程度希望に沿う形で選ぶことができます。即日と言えど返済まですぐじゃないのが助かりますね。

こうした即日融資で借りられる額は限度額の範囲内となっていて、業者によってまちまちです。一般的にあまり高額の融資は、申し込んでも認められないケースが多い傾向があります。数分間で高額な融資の可否を決めるのは、貸し付けるが分からしたらリスキーな行為となりますから、しょうがない事かもしれませんね。

ですが、非常に甘い審査でこうした高額融資を通す業者も実在します。そうした業者は金利が高かったり、多重債務者を相手にしている闇金業者などと呼ばれる、貸金業法に抵触するような貸付を行う悪質な業者の危険性があります。
(⇒多重債務者が抱えるリスクとは?

名前を聞いたこと名ないような金融業者に申し込みを検討するならば、貸金業の登録情報を確認する程度の慎重さは必要です。営業開始からの期間が短いなどは不安要素として、利用する側も適切な情報収集に努めましょう。急ぐのと焦るのは別物です。

即日融資と言えど返済はきっちりと

借りたお金はあくまでも借りたものですので、貰ったわけではありません。返済のことも考えて、無理のない範囲でなるべく早く返し終えるような返済計画もあらかじめ立てておきましょう。

特に即日融資だとあっさり借りれた為に自分のお金と錯覚を覚え、返済そっちのけで負債を増やす人も居るので気をつけて下さい。

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