利息の怖さとそれに対応する為の知識

利息で人生プランが変わってしまう!?利息の怖さと消費者金融の金利

消費者金融で怖いとされていること

消費者金融と付き合うことは、様々なリスクを伴う事もあります。場合によっては社会的信用を失うリスクを抱えることになるかもしれません。借りていれば少し余裕ができるとか、裕福になったとか思えるかもしれませんが、それは間違いです。
(⇒消費者金融の利用で社会的な問題は出るのか?

返済をしていかなければならない上で最も怖いものはなんですか?多くの人の答えはやはり『利息』なのです。

利息は何故重要?

申し込み書面や広告で例えば「10万円を1ヶ月ご利用した場合、実質年率18%で、利息は約1500円となります」というのがあったとします。1500円程度なら返済に加えてもいいと考えてしまうかもしれませんが、鵜呑みにしてしまうのは間違いです。それであれば、多重債務者がすんなりと返済を終えているはずもありませんね。
(⇒多重債務者が抱える問題

それなのに、なぜ消費者金融からの借金が膨れ続けて、最終的に返済不能になってしまう人が後を絶たないのでしょうか。そこには、消費者金融が組んだ利息のカラクリにあります。

例えば100万円を借りた場合、月に5万円返済するというプランで借り入れます。この時に利息は0%、つまり元金だけを返済するというのであれば20ヶ月、1年8ヶ月で返済完了となります。それだと大した事であるようには見えません。

しかし、利息が加わると大きく変わります。先ほどの100万円を借り入れ、月に5万円を返済するときに「年利18%」という利息の条件を出されたとします。この場合、5万円の返済が元金と利息の2つに分かれます。元金でおよそ3万5千円、利息で1万5千円となって返済されます。徐々に利息は減っていきますが、計算すると年間で約10万円、完済時に支払う利息は約20万円で2年間かけて返済するという形になります。返済までの時間は利息ゼロの時より、当然ながらかかってしまうのです。

利息に適切に対応するためには

利息の支払い方についてはよく確認して対応していきましょう。また多くの消費者金融は利息制限法で10万円以上100万円未満で、上限は年利18%までです。これ以上の利率を提案されたら闇金融の恐れがあります。契約前の確認を忘れずに行ってください。
(⇒闇金融業者の違法な金利にご注意

そして、返済するところが多いと利息もそれぞれかかってしまいます。一生かかっても返済できないようなプランを組むことだけは絶対に止めておき、気づいたら返済できないという手遅れにならないよう、目安として総量規制に引っかからない程度にとどめておきたいですね。
(⇒総量規制の制限を把握しておこう

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