消費者金融は信じられる?建前と本音から見えてくる真実とは!?
信じることの意味について
悲しい話ですが、今の世の中で真っ向から信頼出来る事というのは少なくなってきました。殺伐とした世の中になった…と言われている要因としてはこの自分以外が信用できにくい世の中の事も指しており、生きにくい国なったとは良く言ったものですね。
そしてお金が絡む事となると、他人を不正に利用して利益をあげようとする存在が大きく増えますので、お金関係に関してはむしろシビアでないと、闇金融業者などに騙されやすくなるでしょう。
そんな世相において消費者金融という存在は微妙で、かつてはサラ金と呼ばれていた時代の事もあって、国の認可を受けていてもグレーな印象が抜けきっていません。消費者金融というのは、本当に今でも信用できない存在なのでしょうか?
(⇒サラ金が利用していたグレーゾーン金利とは?)
消費者金融の言葉は真実なのか?
今でも散々な言われようになっている事もある消費者金融ですが、基本的に嘘を言っているわけではありません。
消費者金融には貸金業としての規格を守って営業しなくてはならない義務があり、これを違反していれば営業停止になるのは当然です。グレーゾーン金利など違法行為は確かに消費者金融にとっては利益が上がるかもしれませんが、過払い請求されたり営業停止された方がよっぽどの痛手ですので、いたずらに嘘をついて得する事は無いのです。
(⇒過払い請求を考えているあなたへ)
頭から信じすぎて何も調べないのは考えもの
嘘はついているわけではありませんが、真っ向から信じ過ぎるのは、私としてはおすすめできません。何故かと言いますと、真っ向から信じる事で人は余計なことを考えなくなってしまい、消費者金融の真意にも気付けなくなってしまうからです。
CMの鉄則というのはどこでも『嘘はついてはいけないが言わなくても良い事は表に出さない』というのがあります。胡散臭い鉄則ですが、広告業界の通念としては最も分かりやすく真実を表した一文です。
例えば『ご利用は計画的に』というのは事実ですが、何を利用してどうやって計画的に使うかまでは明記されていません。ここから分かる事は『例えどんな用途でも使ってもらえれば利益になる』というのは消費者金融にとっての事実であり、実際のところ好ましいとされていないギャンブルでの利用さえ、返済してもらえるなら消費者金融にとっては同じ事でもあるのです。
鵜呑みにしすぎず、自分にとって借り入れは何かを考えよう
真っ向から疑ってしまえば消費者金融を使う事なんて出来ませんが、全て消費者金融の言うとおりに使っていれば、自分にとって得な方向に向かうかどうかは、正直なところ難しいと言わざるを得ません。消費者金融側がプッシュするリボルビング払いが良い例でしょう。
あくまで自分が使うにあたって必要な事を信じ、それ以外は自分が見たものだけを信じると良いでしょう。シビアなようですが、自分を守れるのは自分なのです。