法定金利が与える借り入れへの影響と効果

消費者金融でいう法定金利どんな法律?数値から分かる違法性を見抜く

法定金利って何?

法定金利とは『法律で決められた貸し金の利息』のことを指します。よく似た言葉で法定利率と言うものがありますが、これは法定金利の一つのことを指す言葉です。

主に利息を定めない金銭の貸し借りの場合で利用される利率になり、消費者金融のように、利息を定めた金銭貸借契約とは別の内容となりますから、混同しないようご注意ください。

法定金利の決まり事

日本国内で、業務としてお金を貸して利息をとることで利益を得る場合、法律で定められた以上の金利をとってはいけない、と言うことになっています。日本国内での借金の利息については貸金業法、利息制限法、出資法の規定が定められているのです。

貸金業法と利息制限法の上限を越える利息を取れば、債務者は契約の無効を主張でき、既に返済した分のお金については、正しい利息に計算しなおして余剰があるなら原本に組み入れるよう請求することができます。計算しなおした結果が返済が終わっていて払いすぎが生じているならば、その分の金額は返還を求まることが可能です。これを過払い請求と呼びます。
(⇒過払い請求を行うための基礎知識

2012年現在の改正貸金業法での利息は10万円未満の元金に対して20%、10万を超え100万円までは18%、100万円以上は15%となっています。この金額を超えた利息は違法となります。

正しい金利を知り、違法を見分けよう

消費者金融の中には特約として一定期間を超えた滞納金を、元金に組み入れて利息を乗じる方法を行う業者があります。これは実質的には複利になってしまって利息が利息を生んでいる状況であり、こうなると貸金業法で定める法定利息を上回る計算になってしまいます。
(⇒消費者金融が行う詐欺に注意

このような条項は契約書の中でも判りにくい記載になっていることが多く、日本の古い悪しき体質として問題としている人も少なくありません。闇金融などの無認可業者はこうした行為を違法性を認識煮ながら行っているケースもあると聞きます。怪しいと感じたら、専門家に相談して確認することも重要でしょう。

もし利息が出資法の規定を超える利率であった場合は、債権者には刑事罰が適用されます。2012年現在の出資法の上限は29.2%ですから、これを超えた利息を請求された場合は、違法性が疑われると言うことになります。消費者金融業者自身には罰則の適用があり、更に民事訴訟によって払いすぎた利息は返還請求ができることになります。

これらの法定金利に関する相談は弁護士、司法書士事務所や、行政の無料法律相談などでも行うことができます。気になるようなら、早めに相談することが肝心です。着手が早いほど、解決も早くなります。
(⇒消費者金融について相談したいならこちらへ

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