消費者金融で返せなくなったあなたへ

消費者金融の借金が返せない!債務整理の最初の一歩を踏み出す為に!

多重債務になってしまった場合に

消費者金融からの借り入れを重ねて多重債務状態になると、本格的に「返せない」状況に陥ってしまいます。そのまま放置しても何の得もありません。

稀に「5年放置すれば借金は時効になるから返さないほうがいい」などのような間違った知識を吹聴するサイトを散見しますが、これは完全に勘違いです。本気で「借金が返せない」のであれば、本気で債務整理に取り組んで借金を整理し、生活と返済を両立できるようにするしかありません。

具体的には何をどうするべき?

従来、債務整理といえば任意整理、特定調停、個人再生、自己破産があげられます。本来は債務整理とは言いませんが、おまとめローンや過払い金に関する返還請求手続きも効果的には同じような結果を得ることが出来るでしょう。
(⇒借り入れでの自己破産は最後の手段

前述4点のうち、任意請求をのぞく3つは裁判所を介した手続きになります。書いた順番に難易度や深刻度も高いと言えるでしょう。おまとめローンは任意再生の1種とも言えそうですね。
おまとめローンで返済を楽にできる?

これらの借金の整理に着手するとき、まず家族に内緒でしようと考えることはお勧めできません。本気で「返せない」で困っている状況は、自動的に家族や連帯保証人などの周囲の人間を巻き込むことになるからです。

理想的には全てを正直に打ち明けて、借金返済に協力をしてもらえるような状況が一番でしょう。借金したのが子どもで、迷惑がかかるのが親…と言う場合は、単に資金援助をするだけというのは良くありません。借金したのが配偶者と言う状況ならば、場合によっては離婚沙汰になる可能性は否めませんが、黙っていても修羅場は訪れると思ってください。

債務の整理を進めていこう

まず、最初にすることはどの方法でも債務の確認です。今借りている金額がいくらで、そのうち元金がいくら、利息がいくら、といった内訳がわかる必要があります。ご自分で消費者金融に問い合わせても構いませんし、お金はかかりますが、司法書士等の専門家に依頼するのも一つの方法です。

債務の詳細がわかったら、次は具体的な方法の選択です。法テラスやクレサラ問題を専門にする弁護士に相談を行いましょう。自治体などでも無料相談を行っていることが多々ありますから、とにかく自分だけの問題のままにせず、客観的な視点からのアドバイスを貰うことに意味が大きいのです。現実的に貴方に返済能力が残っているのかを他人のものさしで測ってもらうことに意味があります。

そのうえで専門家からのアドバイスをもとに、実際の債務整理に着手することになります。ここで弁護士の手を借りるのであれば、無利息で依頼料を立て替えてくれる制度などもありますから、利用の検討も行いましょう。

基本的には返済事態はすることになりますが、家庭崩壊や財産没収をまぬかれるならば、むしろ安価ともいえます。弁護士費用を節約したいのであれば、司法書士の支援を受けながら手続きは独力で行う方法もありますが、こちらはハードルが高い方法となりますのでより知識が必要になりますね。

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