魅力的な低金利!でも消費者金融の目的と内容はしっかり確認しよう!
低金利は抗えない魅力
お金を借りる際、やはり金利は低い方が良いに決まっていますね。ごく自然で一般的に考えることだと思います。借りた分だけを返して済むに越したことはありませんが、消費者金融などから借りるとなればそうもいきません。
金利(利息)は、消費者金融が貸すお金に対して追加する上乗せ分です。消費者金融も利益を得なければいけませんから、貸したお金に儲け分をプラスします。こうした利率が高ければ高いほど消費者金融の取り分が大きくなるわけですね。
(⇒利率から見る消費者金融の動向)
貸すリスクと借りるメリット
一方で、お金を貸す消費者金融側にとっては、返済を確実にしてもらえることが重要です。また借りる側にとっては、簡単に早く借りることができて金利が低いというメリットが重要になります。簡単に借りるという部分においては消費者金融は特にメリットが光りますね。
この両者の間にある『貸すリスク』と『借りるメリット』とのバランスが金利に現れてきます。つまり、貸す相手の返済をきちんとしてもらえるかという点におけるリスクが高くなるようなら金利を高く設定し担保をとり、リスクが低いとなれば金利は低いということです。
審査でリスクを軽減するという考え方
低金利での貸付では、きちんと返済がされる相手であるかの審査に時間をかけたり、審査基準を厳しくしたりします。金利でリスクの担保をとるのではなく、事前の審査で担保を取るといった傾向が多いと言えます。これは銀行に多い傾向ですね。
一概に低金利での貸付=審査が厳しいとは言えず、金利が低いにも関わらず審査がそれほど厳しくないケースもあるようです。この場合は、大口融資を積極的に行っているケースになります。いくら金利が低くとも借入額が大きくなれば利子の発生も大きくなりますので、そこは勘違いしないようにしたいですね。
低金利に過剰に反応しないのも大事
低金利であれば月々の返済は楽ですし、当然総返済額もより少なくて済みます。月の返済が少なければ、追加して返済することで完済も早くできるでしょう。元金が大きい場合は、金利がわずかに1%違っても総返済額はかなり大きく変わってきます。低金利のなかでもしっかりと金利を比較することがとても重要になります。
ただし、低金利という言葉だけに惹かれてお金を借りることは非常に危険です。低金利の時代ではありますが、低金利の裏にある条件や、その消費者金融の信頼性などについて、しっかりと確認した上でお金を借りるようにすることが大事です。まだまだ、低金利をうたった悪徳業者もあるようですので注意しましょう。
(⇒消費者金融が掲げる無利息の裏側)