TSBキャピタルの複雑な背景

東京スター銀行の主要子会社、TSBキャピタルの複雑な全容解説!

TSBキャピタルとは?

『TSBキャピタル』は、1979年12月1日に創業された株式会社です。本社は東京都新宿区西新宿にあり、主な事業内容は保証事業や融資事業となります。株主は『東京スター銀行』が100%です。ちなみに、キャピタルは「資本」と言う意味となります。銀行の完全な子会社という事ですから、資本という意味ではぴったりですね。

どんなサービスがあるの?

『STAR Revo』と言うカードを発行しており、最高300万円までの融資が可能となっています。ただ、50万を超える場合は収入証明が必要となります。返済方式は残高スライドリボルビング・最少返済額方式となります。返済日は指定できますが、自動引き落としの場合は、毎月27日となります。

返済額は残高に応じて変更され、10万円以下は10000円、10万円超30万円以内は15000円、30万円超40万円以内は20000円、40万円超50万円以内は25000円が、月々の支払額となります。リボ払いの最低支払額としては、数千円から払えるものもあると考えると高いですが、無駄に長引くよりは安定して完済に向かえると思えばさほどデメリットではありません。

「TSB」とは、株主である東京スター銀行の英称である「The Tokyo Star Bank, Limited」の「Tokyo Star Bank」からとなっています。こうした借り入れ先の名前の由来というのは様々であり、TSBキャピタルは比較的シンプルな由来ですが、消費者金融によってはなかなか興味深いものも多いので、暇があれば見てみると面白いでしょう。

TSBキャピタルの出自

この東京スター銀行は東京都港区赤坂に本店を置く第二地方銀行で、2001年6月11日に設立されました。TSBキャピタルは主要子会社であり、『東京シティファイナンス』グループ3社、りそなグループの総合住宅ローンを買収し、統合したものが当社となります。

そのため、元々TSBキャピタルとして創業されたと言うわけではありません。東京スター銀行の設立が当社よりも新しいのは、それが理由となります。非常にややこしいのですが、消費者金融のみならず株式会社などは合併、統合、買収などが多く、生き残る為に様々な会社と繋がったり切り離されたりしています。そうした金融業界の中でもTSBはより特異とも言える立ち位置ですね。

ゆえに他社と他社との相関図はまるで迷路のようになり、このようにややこしい関係が生まれたりしてしまいます。とりあえず、TSBキャピタルは東京スター銀行の主要子会社、と言う事を理解して頂ければ充分かと思います。私たちは借り入れを行う側なので、複雑な背景というのは興味が湧いたときに調べるのでも十分でしょう。

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