大手消費者金融アイフルは何故再び立ち上がる事が出来たのか?
アイフルの軌跡
「アイフル」は、昭和53年2月1日に創業された消費者金融です。本社は京都市下京区烏丸通五条上る高砂町にあり、Affection(愛情、優しさ)Improvement(努力、進歩)Faithfulness(忠実、信頼)Unity(結束)Liveliness(活気良い)の、それぞれの頭文字をとったのが商号の由来となります。どれも非常に綺麗な言葉で、かつての消費者金融のイメージを払拭したいという想いが伝わってきますね。
「どうする?アイフル」と言うCMで有名で、特にチワワのくぅ?ちゃんを起用したペット編のCMが一番有名でしょう。しかし、これは「愛玩動物であるチワワなどを使って、現実と懸け離れたソフトなイメージの宣伝広告を行っている」と言う理由や、様々な苦情により、いつの間にか流されなくなってしまいました。このCMがチワワブームに火を付けたのは有名な話ですね。
アイフルの主なシステム
当社の申し込み、契約方法は、『ネット』『店舗」『電話』『無人契約機』『レディースダイヤル』の一通りが揃っており、お客様のニーズに合わせたものとなっています。利息については、早く返せばそれだけ利息が低減するスタンダードな方式となっています。
借り入れの方法も、『ネットでの振込予約」『フリーダイヤルから振込予約』『店舗での融資』『ATMでの融資』『コンビニで融資』が揃っており、店舗での融資は『不動産担保ローン』でのみ融資を行っています。また、フリーダイヤルにはレディース用も存在しています。店舗に向かわなくても良い為、女性でも使いやすい借り入れというのは、嬉しい心配りですね。
対面しなくても良い消費者金融
返済の方法も一通り同じです。『通常振込」『店舗ATM』『提携先ATM』『コンビニ』『口座振込』となり、一括返済の場合は一度電話をする必要があります。また、35日サイクルと毎月約定日払いのどちらかを選ぶことが出来ます。金利は、5.5~18%です。必要な条件は揃えている、使いやすい借り入れ先の一つと言えましょう。
(⇒インターネットから消費者金融を操作)
アイフルの使いやすさの裏で起きた事
と、こうして見ると、シンプルかつスタンダードな消費者金融ですが、過去には強引な営業活動や、懲罰的な取り立てが社会問題になりました。平成17年4月16日には『アイフル被害対策全国会議』と言うものが、被害者や弁護士・司法書士を中心に結成されると言う事態もありました。
これにより例のチワワのCMが流せなくなったり、雑誌広告や新聞、果てには街頭でのポケットティッシュ配りも自粛させられることとなります。宣伝活動の自粛は消費者金融にとってかなりの痛手なのは容易に想像できますね。
しかし、それでも現在、こうして大手有名消費者金融として活動を続けており、生き残りが難しい金融業界の中でも未だに知名度が高い会社となっております。Improvement(努力、進歩)を、今もちゃくちゃくと進めているのです。その姿勢はまさに消費者金融に必要な『信頼』に繋がっているのでしょう。
(⇒評判が信頼に繋がる消費者金融)