借り入れを使い過ぎてしまう人に送る、借りすぎ防止の手段とは?
借り入れ使い過ぎに悩むなら
カードローンなどの借入枠を持っていると、どうしてもいつでも使えるという手軽さから、使い過ぎてしまうという可能性から逃れられません。「しっかりと家計管理をしているから自分は大丈夫」という方も居ますが、全ての方がそうしているわけではありませんので、どうしても借入枠を使いすぎによる自己破産が絶えません。
使い過ぎてしまう方というのはやはり自制心と言った意思の問題がありますので、家計管理などの意識が重要な方法はあまり効果が望めず、むしろ家計管理自体ができないという事が多いのです。
そうなると、多少強引な方法でもしないと使い過ぎへの対策は成りません。今回は「使ってはいけないと分かっているのにどうしても止められない」方向けに、使い過ぎ防止策を提案していこうと思います。多少の使い勝手を犠牲にしても良いという方なら、すぐに対策が可能です。
減枠で根本部分を改善
まず使い過ぎてしまう大前提として、使い過ぎが出来るほどの限度額がある事が考えられます。使いすぎるという金額は個々の差がありますが、そもそも限度額が少ないとなれば、最悪使い過ぎが発生しても返済における負担は減らせます。
そう、すでに作ってある借入枠を減枠してもらうといいのです。増枠となると再審査が必要で簡単な事でありませんが、減枠となるとほとんど電話一つで行う事もできます。減枠で下げれば下げるほど使い過ぎた時のリスクは下がりますので、最低限の枠である10万円程度にしておけば、満額まで使ったとしても被害はその時点で拡大しないのです。
使ってない枠はいっそ解約を
そして使い過ぎのもう一つの原因が、複数の借入枠を所持している事です。複数の借入枠を作る事自体があまりおすすめできる事ではありませんが、無計画に複数の枠があれば管理も甘くなりやすく、ついつい「こっちはまだ大丈夫だから」と使ってしまう人が多いのです。
その解決には、やはり不要な借入枠解約による整理が一番です。残しておきたい一枚以外は解約しておけば紛失の確率も下がるので、勿体無いと思わず解約する決断力も重要です。
自制心があればわざわざ制限を設けなくてもOK
今回提案する使い過ぎ防止は、使い過ぎるリスクを減らす代わりに、苦労して作った借入枠の使い勝手を悪くする行為とも言えます。もしも「なんでそこまで…」と思うなら、まずは自制心を身につけるようにしましょう。
自制心があればいくら多額の枠があっても破産する事はまずありませんので、自分の制限を取り外せるのは自分だけだと思いましょう。