多重債務に陥りやすい人の特徴とは?

多重債務には傾向がある?こんな人は借りすぎに注意!

どうしても現れてしまう特徴

一概に言えないという意見も正しいですが、物事が起こる傾向というのは、やはりどんなことでも存在しています。こうした傾向があてになるからこそ統計学といったものが重視され、ビジネスなどに活かされているのでしょう。

消費者金融を利用する方にも同じ事が言えます。一昔前にサラリーマン金融と呼ばれていた時代には誰も彼もが借りることが出来たので、破産する人というのは文字通り多岐に渡りました。ゆえに総量規制といった借り過ぎを防止して破産を防ぐ決まりが作られ、破産する人は減少しました。

しかし、それでも破産する人、多重債務に陥る人というのは居なくなりません。むしろ数が減ったからこそ「多重債務に陥る人はこういう人」という絞り込みが出てきて、そうした方が金融業界や国を悩ませています。果たして、多重債務に陥ってしまう人というのは、どんな人なのか?私が実際に見てきた事から解説します。
(⇒どうして多重債務になってしまうの?

目先の借入返済に目を奪われてしまう人

目先しか見れない人というのはどうしても出てきてしまうもので、そうした方が借金をしてしまうと、どうしても返済に対しての一定以上のリスクが生まれやすくなります。

借り入れの返済というのは期日を守ってお金を用意する事が大事なのは事実ですが、それは『例え借り入れを増やしてでも返済するべき』という事に考えが行き着くのは間違いです。

多重債務の構造というのは『借金が借金を呼ぶ』というのが基本ですが、「とりあえず期日に間に合わせればなんでも良い」という目先しか見れない判断力が生み出すのです。長期的に見れば、それは完済どころか金利を膨れ上がらせる事にしかなっていません。

ギャンブルはほどほどに

もちろん節度をわきまえて楽しんでおられる方に文句があるはずもありませんが、ギャンブルに極端にのめり込んでいる方は、どうしても借金に行き着く可能性が高いのです。身内にそうした人間が複数人居ると、その残酷な現実に頭を痛めてしまいます。

ギャンブルを「ここらで止めておこう」と出来ない人というのは、自制心が著しく弱く、生活に必要なお金も使ってしまう傾向があります。生活に必要なお金すらも使いきってしまうようなら、当然借りてでも…となるのは、負の図式として目を覆いたくなる状態です。

ギャンブルというのは、大抵が勝つよりも負ける事が多い行為です。ゆえにそんな不安定なものに借り入れを使ってしまうようなら、絵に描いた借金地獄が待ち受けているのは見え見えですね。

気の持ちようで多重債務は回避可能

このような方が…と書きましたが、今回の傾向はいずれも『自分を強く自制すればどうとでもなる』事ばかりです。つまりは気の持ちようで事前に回避できる程度のことでもありますので、難しい事は書いていないのです。

今回書いた傾向がある方は自分を抑えるのにも一苦労かと思いますが、典型的な借金地獄のエピソードなどを見て、自分はこうはなるまいと抑える努力をしてみましょう。

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