ブラックリストになる理由とは?

ブラックリストは何故なるの?当たり前と意外が混在する実情を解説!

事故記録はどうやって作られる?

消費者金融などの金融機関を利用しての事故記録…と言うとピンと来ないかもしれませんが、事故記録というのは、要はブラックリスト入りするという事です。実はブラックリストという単語の方が正式名称ではない俗称となのですが、あまりにもブラックリストという単語が有名になりすぎてしまったために、こちらのほうが通じる事もしばしばです。
(⇒ブラックリストってどういう事?

それくらいブラックリスト=黒という表現がしっくりくるその内容と言えば、先ほど申し上げたような『金融商品を利用した際に起こした事故』がその姿です。お金を借りるという事は他の物の貸し借りに比べても、非常にリスキーな事です。借りる側も貸す側も、それを常に意識していることでしょう。

しかし、一言で金融商品での事故と言っても、どんな事があってブラックリスト入りをしてしまい、以降の金融関係の利用に支障をきたすようになるのでしょうか?それについて私が見てきた事例を当てはめて説明いたしますので、これを読んでいる方はどうか、同じ事をされないようにしていただきたいですね。

返済の遅延は事故記録の最たるもの

金融における事故と言えば、やはりお金を借りたのに期日までに返済できなかった事による遅延が最も多いでしょう。

借りたお金は期日までにきっちりと…と言うと何だか闇金業者のような脅し文句に聞こえますが、それは正規の業者でもある銀行や消費者金融でも同じです。違法業者のような恐喝まがいの取り立てや暴力沙汰はあり得ませんが、そもそも国の決まりに則って貸付を行なっているのですから、法的な訴えに関しては、当然貸した側である業者に言い分があります。ブラックリスト入りだけでなく、裁判沙汰に発展してもおかしくないのが返済の遅延なのです。
(⇒消費者金融の支払いが遅れたら裁判になるの?

自己破産は最後の手段

そして借りたお金が返せず、その能力もなくどうしようもない場合に行う自己破産もまた、所謂ブラックリスト入りとなります。
(⇒自己破産に待ったがかけられる理由

実は私の身内にも自己破産をしてしまった人が居るのですが、一見してそれで借金がチャラになって良さそう…と思えるかもしれませんが、その人は数年に渡って借入枠なんて作れるはずもなく、さらに車などのローンも組めず、非常に不便な人生を送る事になりました。自己破産というのは遅延でブラックリスト入りする以上に長期間の制限があるので、気軽にしてはいけないブラックリスト入りと言えるでしょう。

連続した申し込みに注意!

たまに「申し込みをしていただけなのにブラックリスト入りしてしまった…」という発言を聞く事があります。「まさか申し込んだだけでそんな…」と思うかもしれませんが、これもある程度は事実です。

というのも、短期間で複数の借り入れ先に申し込み、そして次々に落ちた場合にブラックリスト入りする可能性が高いのです。次々申し込むというのはお金に困っている事、そして落ちるのは貸付が難しい立場であることの証明になってしまいます。ゆえに、申し込んでは落ちての繰り返しでブラックリスト入りかそれと同等の現象になるのです。

ブラックリストは他人ごとじゃない?

「私は今まで真面目に生きてきたし、これから借り入れをするにしてもブラックリスト入りなんてありえない」と思うかもしれませんが、上記の理由を見てもらっても分かるように『時にはどうしようもないミスがブラックリストにつながっている』ので、どんな人でも可能性を0に出来るかどうかといえば、難しいと言わざるを得ません。

しかし、真面目に利用していればほぼならないのも事実です。0にできないなら…とヤケにならず、そのまま真面目に利用していたいものです。

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