消費者金融を使うと就職できない?採用に影響のある利用の仕方とは?
就職活動中の気になる点
就職活動や転職活動においては、様々な資金が必要になります。スーツや靴などの衣類や、会社まで向かう交通費、移動中の食費などが該当しますが、いずれも経費で落ちるということは当然ありません。自腹で補うしかないのです。
そんな中で、お金がないと消費者金融へ借りようと動いてしまうことがあるかと思います。これは、就職自体に影響があるのでしょうか?直接聞くわけにもいかない事なので、調べてみましょう。
借り入れは就職へ影響する?
例えば就職活動中に金融業界へ入りたいが、今持っているクレジットカードを使い30万円ほど借金をしている状態だったらば、就職の採否に影響が出てきてしまうのでしょうか?
実際のところ、昔から銀行・証券等の金融機関の採用基準としては、商売柄お客様のお金を預かり資産運用などお金に関するアドバイザー的存在になることが多くなりますので、社員も金銭については整理ができていないといけません。
そのため、内定を出す前の身辺調査を行っているようです。特にお金に関しては厳しい傾向があります。落とされている例としては、借りたお金を延滞しているというようなケースでしょう。これは金融業界だけでなく、社会から見ても人間的に問題があると判断されても仕方ありません。
しかし、あなたがクレジットカードからキャッシングを「どうしても必要なものがあったため借りた」という正当なお借り入れ理由を持っていて、返済もちゃんと行っているのであれば、就職活動になんら影響はありません。ご安心ください。
あなたと同じように借りている人は、採用してほしいと来る人たちの中でいっぱいいますので、安心して就職試験・面接に臨んで内定を取っていきましょう。しかし、空気にのまれてしまって、うかつに面接などで自分から資産状況を口に出さない方が良いでしょう。話が合うことはあまりないと思いますし、あまり気にしすぎると、面接官の方で「大丈夫なのか?」と不安に思ってしまう可能性があるためです。
もうひとつ注意したいのが、親族などが破産宣告をしていたり、各種ローンの返済を延滞している経歴がある事です。金融関係の人事部は事前に信用調査などで必ずチェックしてくるでしょう。
この場合あなたが悪くなくても、総合的な情報を判断から企業側の独断で、内定がもらえないケースがあります。基準として、金融機関はしっかりと返済している人物は評価しますし、就職には支障はないでしょう。逆に、返済の約束を守らない人物に関しては人間性も含め、評価しないことが多いです。
就職が決まった後もしっかりと
就職内定後、あなたが借りたお金の返済だけはしっかりと期日内にするようにしておきましょう。そして余裕ができて少しでも返済に回すことが可能ならば、早く完済することをおすすめします。
また、複数の借り入れ商品であれば一つの商品にまとめられる「おまとめローン」も考え「借り換えればいくらお得か?」というのを考えても良いかもしれません。金融業界に勤めるとしたら、その経験は無駄になる事は考えにくいでしょう。
(⇒借り入れをおまとめローンで一本化するには)