大手消費者金融の三社について学ぶ

諸費社金融の大手とはどこの業者なのか?

消費者金融の大手と言えば?

消費者金融に有名業者は数あれど、『大手』と呼ばれるほどの会社は、いくつあるのでしょうか?それはしっかり決められており、2000年から2009年の間に会社単体または親会社が、株式上場していた企業と考えてみましょう。このうち規模、ここでは貸付や資産の大きい武富士、アコム、プロミス、アイフル、新生フィナンシャル、三洋信販が、大手消費者金融として数えられています。

しかし、残念ながら三洋信販は既に消滅してしまっている金融会社であり、武富士も更生会社として融資などはロプロに継承させてしまっています。また、新生フィナンシャルは元レイクであり、現在のレイクである新生銀行カードローンレイクの信用保証を受け持っています。
(⇒三洋信販の犯した致命的なミス
(⇒武富士が残した隆盛の記録

そのため、消費者金融として機能しているのは、アイフル、プロミス、アコムの実質三社となります(新生フィナンシャルも、一応融資を行っていますが、中心業務は信用保証となります)。どれも、誰もが一度は耳にしたことがある会社名かと思われます。ネットを開けば、様々な場所で広告を見かけるほどです。

この三大消費者金融と言うべきそれぞれの会社の歴史ですが、アコムは昭和53年、プロミスは昭和37年、アイフルは昭和53年に創業されています。プロミスが一番の古株で、アコムとアイフルは同年となっています。また、三井住友フィナンシャルグループの一員であるSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスと連携しております子会社、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループに属し、アイフルは福田吉孝さんが個人営経営した消費者金融が前身でした。

アイフルの歴史

そのため、アイフルの主要株主は、株式会社アドタイムと株式会社丸高で、どちらも福田家資産管理会社となっています。また、現社長である福田吉孝さんも株主として含まれています。このような企業は独立系と分類され、アイフル以外には武富士も独立系として含まれます。他の四手は、銀行系となっています。
(⇒問題が発生しながらも生き残るアイフル

アコムの歴史

また、アコムは元々木下政雄さんが個人経営した丸糸呉服店が前身であり、その後質屋となって消費者金融としての顔を見せ始め、前述した昭和53年にアコムを立ち上げました。三菱UFJフィナンシャル・グループと業務・資本で提携したのは(つまり、関連会社化)、2004年のこととなります。
(⇒初めてでも安心なアコム

プロミスの歴史

プロミスの場合、最初は関西金融株式会社と言うのが企業名でした。しかし、その年の八月(三月に設立されました)には関西商工株式会社に商号変更し、更にその翌年に関西プロミス株式会社となり、その年の四月に「プロミスチェック」による消費者金融を創業したのでした。
(⇒初心者に優しいプロミスの特徴

最後に資本金に注目

ちなみに、それぞれの会社の資本金(実質機能している三社のみ)は、アイフルが1,433億24百万円、プロミスが140,737百万円、アコムが638億3,252万円、となっています。

資本金よりも結果が重要なのは事実ですが、やはり金融業を営むには相応の元手が無いと心もとなさそうなのが良く分かりますね。

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