誰もが気になる消費者金融の限度額について詳しく解説!
限度額について知ろう
消費者金融会社には、それぞれ限度額というものが定められています。読んで字のごとく、その会社からいくら借りることができるか、という設定金額のことです。この金額は統一されているわけではなく、各消費者金融会社によってバラバラです。融資を受けようとする際には、金利の年率と同時に、検討すべき重要なポイントといえるでしょう。
そんな重要なポイントである限度額について今回は知っていただき、より良い借入枠を作る上において大切な事を学んでみましょう。
限度額の概要
限度額は、消費者金融でしたら500万円程度が上限というのがポピュラーなようです。それほど多くの融資を求めていない場合は、限度額よりも金利を重視して選ぶ傾向があるようです。金利と限度額はなかなかばらつきがあるので、これを見比べておくのも申し込み前に重要です。
(⇒消費者金融選びは比較することが大事)
平均よりも高い限度額の設定をしているのが「オリックスVIPローンカード」で、こちらは限度額800万円となっております。ちなみに年率は3.5%から14.8%という設定です。さらに高い限度額になっているのが、「東京スター銀行」のおまとめローンです。こちらは最高1000万円の融資を受けることができます。こちらの年率は、実質金利で5.8%から14.8%となっています。
気をつけなくてはいけないのは、限度額が高いからといって、その限度額いっぱいまで融資が受けられるというわけではないということです。2010年6月18日から貸金業法が改正され、総量規制が施行されました。この総量規制とは、融資の残高が、年収の3分の1を超えていると、それ以上の融資が受けられないという法律なのです。
(⇒総量規制によって変わる事)
つまり年収が300万円の場合、借り入れできる限度は100万円ということです。融資を受ける際は、限度額、利率のほかにも、この総量規制を頭に入れておくと良いでしょう。
限度額はあるに越した事はない
限度額というのは基本的に『多くて困る事は無くても、少なくて困る事は多い』ものです。欲張る必要は無くとも、今の自分の収入を考えた十分な枠を希望する事により、末長く付き合える借入枠になるという事を忘れないようにしましょう。