自由業が消費者金融から借りるまで

自由業は借り入れも大変!?フリーランスの方が消費者金融を作るまで

自由業は借り入れも楽じゃない?

長引く不況で日本の自慢でもあった終身雇用制というのは綻びが見え隠れし、同時に日本においては盛んとは言い難かった自由業が増えています。フリーランスとも言い、会社という枠組みに縛られない生き方として注目を集めています。

ただ、自由と引き換えに様々な制約もあるのも事実です。会社に通勤していればする必要の無かった事も自分で行わないといけないので、自由の対価というのは非常に大きいのが分かりますね。具体的な例として、仕事内容によっては税金も自分で計算して払わないといけなかったりもします。

私の友人に自由業で働いている人が居るのですが、色々と良いところと悪いところを教えてもらった時に「借り入れなどの融資を受ける場合も大変」と言っていたのが印象的でした。その事について書いていきます。

自由業の人が消費者金融から借りるまで

消費者金融や銀行でカードローンを作る場合、多くの大手が『限度額100万までなら収入証明書不要!』と掲げています。場所によっては200万まで不要としているところもありますが、この収入証明書とはなんだと思いますか?

すでに字面から分かると思いますが、収入の証明…つまりは年収の証明でもあり、総量規制などの兼ね合いを図る意味合いも含んでいます。とはいえ100万の限度額があればほとんどの人が困りませんし、大抵の人は100万までを区切りとして申し込んでいるでしょう。
(⇒総量規制の兼ね合いとは何を意味する?

ただ、それは普通に会社勤めをしている方の話です。消費者金融に申し込んだら本人確認の為に電話連絡が入ると思いますが、それは『会社に勤めている証明』にもなり、同時に給与の発生も確認されています。

そして自由業なら会社という概念が無い都合上、給与の有無というのも確認が難しく、そのままだと正直なところ無職の方との違いが把握しかねるのです。従って、自由業の方の場合は限度額に関わらず、収入証明書の提出が求められるそうなのです。

ただ、この収入証明書というのは会社勤めなら給与明細なりを見せればいいかもしれませんが、自由業で自作したとしても、通過するかは微妙なところです。それを尋ねたところ、友人は『確定申告の控え』で何とか消費者金融から借りられたそうなのです。

確定申告も自分で行わないといけず、非常に面倒だと言っていましたが、自由業の方にとっては貴重な収入証明書となるようです。いざという時の為、しっかりと控えは保管しておいた方が良さそうですね。

審査は厳しくとも通過しないわけではない

他にも会社勤めの方と違って給与が不安定な傾向があるため、審査はやや厳しくなりがちではありましたが、決して作れないわけではないと言っていました。総じて消費者金融とは会社勤めをしている人向けに作られている為、サラリーマンからフリーランスになるなら、先に申し込んでから転職した方が良さそうですね。

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