おまとめと借り換えは本当に得をする?実は複雑なメカニズムを解析!
今一度自分の現在の借り入れを見直そう
消費者金融で借りる前にはしっかりと比較検討し、その結果としてある程度は自分が望んでいた条件が形になった、厳選した借り入れ先となるでしょう。
しかし、いざ落ち着いて利用してみると、利用前と違ってイマイチ…という事があるかもしれません。金融商品というのは数字でほとんどが割り出せるので利用前に調べておけば、そんな事はあり得ない…と思うでしょうが、実際利用してみるとついつい他の業者の条件に目移りしたり、金利の変動で納得できる状態では無くなった、という可能性もあります。
そうなると多重債務に苦しむならおまとめローンを検討したり、借り換えをして条件を良くしようと考えるかもしれません。もちろんそれ自体は良いのですが、実行したからといってうまくいくとは限りません。おまとめにしても借り換えにしても、実行前に熟慮が欲しいところです。
おまとめローンはどんな時に活きる?
おまとめローンというのは、複数の借り入れを一本化する事です。従ってこれを検討する時は、複数の業者から融資を受けている状態となります。複数の借り入れがあると金利もそれぞれ発生し、大抵は一カ所で借りるよりも高くつきますし、返済の手間も増えてしまいます。
その為一見して便利なところばかりに見えますが、まとめる一カ所から借りて他の借り入れを返済するので、返済する場所と新たに借りる場所で金利が発生し、その数値だけで見れば一時的に損をしています。トータルで便利に、得になることも多いですが、おまとめ前に相談して得になるかどうか判断したいところです。
借り換えはより慎重に
借り換えというのは一つの借り入れを別の業者から借りて返し、新しい方の業者で返済を続けていくような形です。借り入れをそのまま移し替えるというイメージですね。
おまとめローンに比べて有用性が低そうに見えますが、確かに必ず新しい借り入れ先の金利が安いことが大前提に求められる事を考えれば、おまとめよりもピーキーなイメージが強いでしょう。
ただ、その分おまとめよりも計算が楽で、迷いにくいのも事実です。すでに借り入れがある状態での申し込みなので相談が必須ですが、受け入れてもらえて低金利なら、目に見えて楽になるでしょう。
借りている場所を変えるのは大変
借り入れを別の場所に移すというのは、おまとめか借り換えかに関わらず便利である以上に考える部分があります。難しいと考えれば、専門家に相談するのもいいですが「まずはすぐに終わりそうな借り入れ先から終わらしていく」と方針転換でもある程度は代用出来ます。
わざわざ複雑な方を無理して使うかどうかで言えば疑問もありますので、借入額や件数によっては手早い方法から試してみましょう。