消費者金融のCMが変わった理由

消費者金融のCMは何故変わった?大人の都合を分かりやすく解説!

消費者金融のCMの事情とは?

一昔前、消費者金融が活発で使ったことも無いような人にまで知られているような時代がありました。今でも一部の消費者金融は一般の方々にも十分な知名度があると言えますが、昔はそれこそ『ようやく全国展開を始めた』くらいの規模の消費者金融ですら、全国規模で知られていました。

何故そこまで知られていたのか?それはひとえに消費者金融のCMが特徴的であったからと言えるでしょう。

消費者金融のCMというのはどれも非常に凝っており、耳に残る音楽やダンス、キャッチフレーズなど、それこそ小学生の子供ですら名前を覚えてしまうような勢いでした。恐らく、この頃が最も消費者金融の勢いが合った頃ではないでしょうか?

しかし、今現在はどうでしょうか?消費者金融という名前自体は知っていても、一体どんな名前の企業があるのか分からないという人も増えてきました。そう、印象に残るようなCMが大幅に減ったのです。

消費者金融のCMは何故変わったのか?

消費者金融で有名なCMの一つにアイフルの犬を用いたものがありますね。この際にチワワの犬が使われたことから、この犬種がブームとなりました。

しかし、このCMは非常に人気ではありましたが、いつしか姿を消しました。ちょうどアイフルに不祥事があったという事もあるのですが、それ以前に消費者金融全体でCMに対して厳しさが増してきたのです。

ここで先程のチワワのCMに例えて話をしましょう。CMの内容を要約するなら『お金がないけどチワワの犬が可愛いから、消費者金融でお金を借りて購入しよう』という内容です。ペットに価値を付けるのはあまり好ましくないですが、愛玩動物を経済的に余裕が無い時に欲しがり、さらに借金をしてまで購入するというのは、お世辞にも良い使い道とは言いがたいです。

何より、消費者金融のメインの目的でもある『お金を借りて返すこと』からあまりにも離れたイメージであったのも悪く、今現在の消費者金融のCMというのは、非常に当たり障りの無いものとなりました。大体においてはお金を借りるという事を簡単に説明し、その上で「ご利用は計画的に」という文句を添えている格好ですね。

世相ゆえの仕方なさ

お金を借りる事に対して元々も悪いイメージばかりが先行している中で、確かに気軽に使うことを示唆するようなものに加えて、全く借り入れと関係ないようなダンスという内容は、消費者の誤解を招く内容と捉えられてもおかしくありませんね。

ただ、それでも電車内に広告を投入したり、情報収集のメインとなっているインターネット広告の数を増やしているので、アプローチの形は変わっても知名度が極端に下がっているわけでも無いかもしれませんね。

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