消費者金融と銀行は何故組むの?

銀行は何故消費者金融と組んでいるのですか?

銀行は何故消費者金融と組むような格好になっているのでしょうか?
(⇒銀行が消費者金融と組むその意図

消費者金融というのは借り入れ先としてはイメージが良いとは言えず、銀行がわざわざその業務を手助けするメリットがあるのか分かりません。

これに関して何か知っている方は居ますか?知っているなら教えていただけると嬉しいです。

双方にメリットがあるからこその提携です

例えば消費者金融が宣伝する無利息期間にも利益があるように、私達から見て得が無さそうに見えても、きちんと互いの事を考えているのが提携というものです。特に消費者金融はグレーゾーン金利で相次いだ過払い請求などで経営が危うかった時期もあり、銀行というバックボーンは魅力的なのはすぐにわかりますね。

さらに消費者金融はそのイメージの悪さも銀行と提携する事により「銀行が経営に携わっているなら大丈夫そう」と利用者に思ってもらえて、一定の信頼獲得も見込めます。例えばレイクで言えばただ単に『消費者金融のレイク』というよりも『新生銀行のレイク』と言ったほうが、事実はどうあれとっつきやすさは全然違いますね。

そして肝心の銀行としても消費者金融と組むのは無駄ではありません。消費者金融の資金というのを置いておいても、提携しておくことにより『銀行では借りられなかった』人が消費者金融を頼った際に、利益に繋がる事があります。ただ単に借りれないで終わらず、提携グループの利益になるのではかなりの違いがあるでしょう。

打算というとあまり聞こえは良くありませんが、銀行も消費者金融も持ちつ持たれつで営業しているというのが現場です。銀行が消費者金融と…と考えると微妙でも、消費者金融の後ろが銀行、と考えれば、消費者金融も選択肢の一つとして頭に置いておくくらいなら悪くありません。

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